第18話 ページ19
「ハァ、ハァ…」
港に着くと急いで海賊船っぽいのを探す。
「…なくないっ…！？」
どこを探してもそれらしいのは見つからない。何時も港を行ったり来たりしていると後ろから誰かに話かけられる。
？1「…なァお前、どうしたんだ？」
「っ！？」
振り向くとそこには白いつなぎを着てキャスケット帽を被った男と同じく白いつなぎを着てニット帽を被った男が不審な目で見ていた。
「あのっ、ここに海賊いませんかっ！？」
「「！？」」
僕がそう言うと２人は驚いた様子を見せ、ニット帽の人が聞いてくる
？2「…なんで探してるんだ？」
「…っ助けて欲しいんですっ！」
すると２人は顔を見合わせた。再度僕の目を見て言った
？1「それ本当か？」
「はいっ」
？2「…ならついてこい」
そう言って２人は僕に背を向けて歩き出す。僕はそれについていった。
港の外れにある岩場に来るとそこには黄色い潜水艦がつけてあった。
「…こんなところにっ！」
？1「ちょっと待ってろよ？」
そういって２人は潜水艦のなかに入っていった。
潜水艦なんて初めて見た。もし、こんな状況じゃなかったら「わぁ〜すご〜い！！」とかいいながら潜水艦の中に勝手に入ったりしてるだろうな…
そんなことを考えているとさっきの男と入れ替わりで黄色いパーカーに白いモフモフそうな生地に黒い絵の具をポタポタ垂らしたような模様の帽子を被った目つきの悪い男がおりてくる。
「っ…！死の…外科医…」
あまりの威圧にジリ…と後ずさりをする。
ロー「…てめェ、何しに来た」
僕はゴクリと唾を飲み、頭を下げて言った
「っ助けてください！！」
怖い、男はまるであのときのAさんのような目をしていた。
ロー「…てめェバカか、何を助けて欲しいかは知らねェが…海賊に助けを求めるバカがどこにいる」
突き刺さるような言葉に思わず涙が溢れる。それを隠すように今度は土下座をする。
「っお願いします…！」
ロー「何度も言わせるな。帰れ」
しかし反応は同じ。男は船に戻ろうとする
「っ大切な人が…！！命が…危険、なんです…！！」
すると男が足を止めたのが分かった。
ロー「…何故島の奴に頼まない」
静かな地を這うような低い声で僕に問いかけた
「…島の医者に診せたら…Aさんが追い出されちゃうから…」
すると男はため息をつく。その瞬間いままで無関心だった感情に呆れが混じったのが分かった。
ロー「…そいつか、患者は」
「っ！！…はい」
ロー「…案内しろ」
「！はいっ！！」
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ルナ - オプファーさん» ……あーッ！ほんとだ！！そうですね！あの頃の私はどうかしてました…40代だと骨と皮だけになってしまう…ご指摘ありがとうございました！ (2019年8月4日 13時) (
レス) id: 0e47445b20 (このIDを非表示/違反報告)
オプファー(プロフ) - 192cmで40kg代は軽すぎます！身長もあるし筋肉もついてるだろうし……192cmのシンデレラ体重でも66.4kgです！細くて軽い夢主人がいいのはわかりますが、流石にリアリティがなさすぎて^^; (2019年8月4日 13時) (レス) id: e23b6d792c (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - レイれいさん» 本当ですか！？ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2019年7月22日 9時) (レス) id: 0e47445b20 (このIDを非表示/違反報告)
レイれい(プロフ) - なにこれ、すっごい面白いんだけど (2019年7月21日 17時) (レス) id: bed35b9be5 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 綾さん» ありがとうございます。「好き」というものほど嬉しい言葉はありません！これからもどうぞこの作品を見守っていただければ嬉しいです！ (2019年6月25日 22時) (レス) id: 0e47445b20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*琉華* | 作成日時：2019年6月8日 18時
