【妖精の尻尾】荒野の奇跡【デジモン】 (ページ8)

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６話ページ8

ーー外に出て、走り回ってるタケル君。そんなに走るのは良いけど、転けちゃうよ??って思いながら歩いて行くと、タケル君のお兄さんかな??も、心配して此方を見ている。すると急に空が光って、なにか落ちて来た。…なにあれ??

A『危ない!!』

タケル君を私が庇ったら、上からなにか温かい体温が伝わってきた。暫くして上を見ると、タケル君??のお兄さんが、私とタケル君を庇ってくれていた。

空｢皆、大丈夫?!｣

太一｢おーい!!A、平気か!?｣

A『大丈夫です。太一さん、このお兄さんが庇ってくれたので。…タケル君、大丈夫??』

タケル｢大丈夫だよ。Aちゃん、お兄ちゃんありがとう。守ってくれて｣

ヤマト｢タケルが無事で良かった。Aちゃん、君は女の子なんだから、余り無茶しちゃ駄目だよ｣

A『…ハイ、ごめんなさい』

一応、謝ったけど。あれくらい平気なんだけどね!!私は竜の子。あれくらいで吃驚する訳ないし。危なかったら、鉤爪で撃退したらいいしね♪

太一｢なんだ、これ…｣

変な機械が、ふいわりと浮いて来た。落ちてきたとも言うけど。それが目の前に浮いてて、私達の手の中に落ちた。すると急に、水が滝のように押し寄せてきて、私達の意識は途切れた。

??｢A、A起きて。A…｣

A『誰??私の名前呼ぶのは…。……えっ!!キャー!!ーーなんてね♪キララ、居る??』

キララ｢A、居るよ!!ってなに、こいつ。見たことない生き物ね…｣

コアモン｢俺は、コアモン!!Aのパートナーデジモンだ!!｣

キララ｢残念でした。Aのパートナーは私。私が産まれて来た頃から、私がAのパートナーよ。…所で、“デジモン”ってなんなの??｣

A『私も、わかんないし。えっと、コアモン…だっけ??他の人間を見てないかな??』

コアモン｢人間??Aみたいな奴の事か??知らない｣

キララ｢私が空から見てくるわ!!｣

そう言いキララが魔法を使って、皆を探しに行った。少し経って、キララが戻って来た。皆が此処から少し離れた所で、集まってるらしい。キララの案内で、その場所に向かう。…あの声は、太一さん??

A『太一さん…??』

太一｢A!!無事だったのか??心配したんだぞ!!｣

タケル｢Aちゃんが、無事で良かった。あれ??Aちゃんにも、デジモンが居るの??｣

ヤマト｢このデジモンの名前は??｣

コアモンだと説明すると、皆のデジモンも紹介して貰った。…て言うか、デジモンって本当になに??