【妖精の尻尾】荒野の奇跡【デジモン】 (ページ6)

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４話ページ6

A視点

ーーあーあ、明日はキャンプか…面倒くさい。ひかりちゃんは風邪引いたらしくて、無理みたいだしね。太一さんと一緒に行動って言っても、魔法使えないし。…早く魔法使いたいな。

A『兄さん、キャンプにキララ連れて行くね。人間信じるの難しいから』

ラクサス｢俺は構わないぜ。此方の人間は、簡単に裏切る奴が多いからな｣

キララ｢魔法が使えると解った瞬間に、化け物!!とか、困った時に全部何とかしろ!!とか言って来るんだよ!!｣

A『とりあえず、キューブに食糧たっぷり入れて有るから何も問題は無いだろけど。一応リュックに、食糧入れて置こうかな』

何が起こるかわからないし、念のためにサバイバルグッツとか色々持って行こうかな。っとそろそろ寝ないと明日に響くし着替えて寝よう。

A『今日は、黒猫パジャマにしたよ!!おやすみなさい。兄さん』

キララ｢おやすみなさい。ラクサス｣

ラクサス｢お休み。A、キララ。明日早く起きろよ｣

次の日。眠い…眠すぎる…。でも、起きないとキャンプに遅れる。…着替えてって、今日は和風のゴシック系にしようかな。着物って可愛いよね♪

A『おはよう、キララ、兄さん。今から朝ごはん作るね!!』

ラクサス｢おにぎりいっぱい作って有るから、それを食って余ったら持ってけよ｣

A『はーい、行こキララ。先生に見つかると面倒だから、鞄に隠れててね♪』

キララ｢分かってるって。学校で見つかった時も、五月蝿かったしね｣

そう先日。キララを学校に連れて、校内の木の上で待たして居たら先生に見つかってグチグチネチネチ説教を受けたんだよね。先生は先生でも教頭先生、あのハゲ頭、グレイかナツにボコボコにされれば良いのよ。

A『じゃぁ、行ってきます!!』

ラクサス｢気を付けるんだぞ!!キララ、Aを護るんだぞ。良いな!!｣

キララ｢了解。Aに変な虫が着かない様に、ちゃんと見張って置くから。大丈夫だよ!!｣

A『キララ、急いで!!遅刻しちゃうよ』

急いで玄関を出たら、太一さんが待っていた。何でも、ひかりちゃんは熱が高くキャンプには行けないから、太一さんが私と一緒に行く事になったらしい。太一さんと手を繋いだ瞬間に、思い切り走らされた。そしたらギリギリだけど、ちゃんと間に合った。そしてバスに乗って、キャンプの場所に着く迄、私は睡眠を取った。だって、眠かったんだもん。