【妖精の尻尾】荒野の奇跡【デジモン】 (ページ15)

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１３話ページ15

ーー確かにパタモンに言われても説得力が無い。太一さんがタケル君に大丈夫だよなって言って言われたタケル君も大丈夫って言って立ち上がり走って行った。そしたらヤマトさんの顔が曇り寂しく見えた。声を描けようか悩んで居たら、年上の皆さんが此処に居ても仕方がないから移動する話しになった。しばらく森の中を歩いて居たら、タケル君と立川さんが座り込み二人してもう歩けないと言い出した。

ヤマト｢そろそろ限界だなAは大丈夫か??｣

A『私は大丈夫です。タケル君が休めそうな場所が有れば良いのですが』

テントモン｢匂いまっせ、真水の匂いでっせ｣

A『クンクン…。確かに水の匂いがしますね』

インプモン｢A、水って匂いするのか??それとテントモン、お前鼻が有るのか??｣

確かに水の匂いは、私がドラゴンスレイヤーだからわかるんだけど。でも、確かにテントモンって鼻が有るの??わからないって思っていたら、何か不思議な音が。暫くしたら、皆さんが走り出していた。…何だあれは。汽車か??あれの中で寝るらしいが、私は湖の中で寝る事を伝えた方が良いのか??

A『太一さん、私は湖の中で寝るね!!』

太一｢何言ってるんだよ!!湖の中で眠れる分け無いだろ??｣

キララ｢Aは眠れるわよ。水と氷のドラゴンスレイヤーだから平気なのよ!!｣

ヤマト｢ドラゴンスレイヤー??｣

A『ドラゴンスレイヤーって言うのは、早い話がドラゴンに育てって貰った人の事。私の場合、私自身がドラゴンって事位かなぁ??』

空｢Aちゃんがドラゴン!?｣

ミミ｢ドラゴンって、竜って事なの??Aちゃんって人間じゃなくてデジモンと同じような事なの??｣

インプモン｢Aは、デジモンじゃなくて人間の部類に入る｣

やっぱり、立川さんは他の人間達と同じって事か。丈さんはまだ信じられないって顔をしてるけど、太一さん・ヤマトさん・空さん・光四郎さん・タケル君は信じてくれた。デジモン達は意味不明って顔してる。その後、ご飯の準備を皆で分担して、食べ物を探した。私とタケル君と光四郎さんは、釣りをした。それなりに釣れたから太一さん達の所に持って行った。

太一｢よく釣れたな、光四郎・A｣

ヤマト｢タケルもよく釣れたな。太一、魚はとろ火で焼くものだ!!｣

A『じゃないと身が崩れちゃんですよ!!』

太一｢やけに詳しいな、ヤマトとA｣

そんなの辺り前だと思うけど。まぁ、普通はわからないよね、小学生とやらは。