【ジョジョ】物質を操る少女【DIO】【完結】

15話 ページ16

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「DIOの体がジョナサン・ジョースターの肉体

である限りわしと承太郎の行動はヤツにつつぬけじゃ、

だから休むヒマを与えずに我々を追ってくる

しかしDIOの考えも逆に読むことが可能じゃ」

そうしてテレビからの念聴を始めた。

最初は普通のテレビ番組だったのだか、いきなり砂嵐になり

DIOが写った。

「こいつはッ！」

「ジョセフ・ジョースター！きさま！見ているなッ！」

『DIO！』

そのあとテレビが爆発した。

普通なら黒い煙に包まれるはずだが

私はなぜか…

真っ白な煙に包まれた。

「……！Aさん！？ジョースタさん！！Aさんがいません！！」

「なにッ！？Aがいないだと！？」

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『うっ…はっ！？』

真っ白な煙に包まれたところまでは覚えている。

それとは逆に今は真っ暗なところにいる。

ふかふかの大きめのベッドにいるのかな…。私、

「A」

いきなり名前を呼ばれ、びっくりした。

『うぁ！？DIO…？』

真っ暗でよく見えなかった。

唇に柔らかい感触

『んぅ！？』

DIOから離れる為に手をあげたらその手を捕まれてベッドに押し倒される。

100年前の記憶が蘇る。

初めてをとられた時の感触を…。

それを思い出すと全身が震え出した。

全身に力が入らない。

「何を怖がっている？恐れることはない、A…」

耳元で囁かれる。

『ぃゃ……』

「……落ち着くまでここにいるがいい。あとここから出ることは考えるな、ここから出ることはできない。」

……ここから出る。時間がかかったとしても。

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