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生きる代償 ページ8

『…あれ』
気付くと先程と同じ場所にいた。
他の3人も健在だ。

…血の後もきれいさっぱり消えている。
とかの事で変なことを考えていたりするうちに、何故か電話が掛かってくる。
『…もしもし』
「あー、どうも。
ここの管理人、ジョーカーと言います
まぁ、今回このゲームには強制でしたけど。」
『帰る方法って』
その、電話に出た時聞こえてきた声にはかなり抵抗があったような気もする。
「そんなの決まってます。
__脱出してください」

は…?
声にも成らない言葉が思考の中でぐるぐる回る。

「…無理な話ですか?
まぁ、と言っても無理なんですけど。
あぁ、あと君たちにも言っておくよ。


__生きる代償を御存じで?」
『知るわけもない、ここに来たときから何も!』
大声で、携帯で繋がった相手に喋りかける。
言葉も何処か語彙力が無い。
「まぁ、そりゃそうですか。
貴方達の親族の御方が死にました。
四人だから四人死にました。
その心臓が貴方達の心臓です。」
…寒気がした。
恐ろしく感じた。
心臓が親族の物だなんて信じられない。

「ではまぁ、懲りずに頑張って下さいよ。」

俺は絶望を感じた。

最悪→←迷イノ影幻



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作者名:  x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yarsejruw/  
作成日時:2016年8月28日 21時

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