ボクの初恋３ (ページ22)

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番外編７ページ22

Side:Mizuki

練習が終わって、トレーナー室に直行する。

堀｢ちかー、帰ろ？｣

ちか｢あっ瑞輝くん！今片付けるからもう少し待っててね。｣

ドアを開けたままちかを待っていると、後ろから声をかけられる。

監督｢あれ瑞輝、こんなとこで何やってるの？｣

堀｢あ、監督お疲れ様です。｣

ちか｢瑞輝くんお待たせ…って監督!!お疲れ様です。｣

監督｢何、２人そういう関係？｣

ちか｢えっと、これは、その…。｣

堀｢はい、真剣にお付き合いさせてもらってます。｣

ちか｢瑞輝くん…。｣

監督｢そっか、最近瑞輝の調子が良かったのはちかのおかげだったんだね。瑞輝にはちかみたいなしっかりした年上がピッタリだよ。これからも瑞輝のこと頼むよ。公私ともにね。｣

ちか｢はい…///｣

ちかの肩をポンポン、と叩いて監督はその場をあとにした。するとすぐにちかが僕の手をとる。

ちか｢瑞輝くん…今の嬉しかった///真剣に…ってやつ。｣

堀｢そう？僕はホントの気持ち言っただけだけど…。｣

ちか｢私監督の顔見て焦っちゃって、何て言っていいかわからなくて。だから瑞輝くんが言葉にしてくれて嬉しかったの。｣

堀｢ちかが喜んでくれるなら、僕はいくらでも言うよ？本気でちかのこと好きだもん。｣

ちか｢もう…///瑞輝くん大好き…。｣

照れて僕の腕に顔を押し付けるちか。これからもちかの笑顔を守れるように頑張らなきゃ。