ボクの初恋３ (ページ20)

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番外編５ページ20

Side:Mizuki

ちかを腕枕しながらいつの間にか眠ってしまったみたい。目が覚めて、一糸纏わぬ姿のちかが隣に眠っているのを見てドキッとした。本当に初体験、しちゃったんだな…。

可愛い寝顔…昨日はあんなに艶っぽい表情してたのにな。頭を撫でていたら、ちかがゆっくり目を開けた。

堀｢ちかおはよう。｣

ちか｢瑞輝くんおはよ。腕痛くない？ごめんね、大事な左腕に乗ったまま寝ちゃって…。｣

堀｢全然大丈夫。ちかの可愛い寝顔見れたしね。｣

ちか｢やだ…///｣

照れて布団で顔を隠すちか。いつもは大人で余裕すら感じるのに、時々こうやって可愛い反応するんだよな。いろんな顔を知って、どんどんちかの虜になっていく。

堀｢ねぇちか、顔見せて？(笑)｣

ちか｢だめ、今絶対顔赤いもん！｣

堀｢それが見たいの。｣

ちか｢瑞輝くんのイジワル…。｣

布団をとってくれないなら、と僕から布団に潜る。そうだった、僕たち服着てない…改めて気づいて僕の顔もみるみる熱くなってきた。

ちか｢あれ、瑞輝くんも顔赤いよ？(笑)さっきまで余裕だったのに。｣

堀｢だって、ちかの身体見えちゃったから!!///｣

ちか｢昨日あんなに見たでしょ？(笑)｣

堀｢昨日はっ！気分高まってたから…でもまだ見慣れないし…///｣

ちか｢私だって…見慣れてないからドキッとするよ？///｣

堀｢えっ？｣

ちか｢スキありっ！｣

そう言ってちかが僕の唇を捕らえる。結局ちかの方が上手。何だか悔しいな。