種の入った宝箱 *ラスト追加* ページ22
キュヒョン「フッ…」
立ち尽くし、その場から動けないでいるチャンミンを物陰から見つめ、ほくそ笑む。
キュヒョン「手放すには惜しいオモチャが、実は自分にとって大切な宝物だったと気づいた…。お前は必死になって取り戻そうとするだろうな…。だけど…僕が思い知らせてあげるよ…。もう2度と手に入らないってね…。」
【コックピット】
チャンミン「…。」
黙々とチョコレートを食べる。
淳「あっれー?チョコ持参ですか?珍しいっすね!」
チャンミン「…食べていいぞ。」
差し出されるチョコレート。
淳「…大丈夫ですか?この飛行機墜ちたりしませんよね…?」
【ドイツ】
チャンミンがチェックインを済ませ、割り振られた部屋に行くと同じフロアにAがいる。
チャンミン「お!なんだっ!部屋、隣じゃんっ!よろしくなっ!」
A「…。」
バタン!
チャンミンを無視して部屋に入る。
チャンミン「なんだよ…。あからさまに無視する事ねえじゃん…。」
部屋に入ってからベッドに腰掛け腕組みしながら、Aに近づくキッカケを考えるチャンミン。
チャンミン「…ぁ、酒…。酒に誘うか!酒から始まった俺たちだし!」
ーいい加減にしてよっ!事あるたびにそれを持ち出さないでよ!ー
チャンミン「だめだだめだ!これじゃますます拗れちまう!あーっ!もうっ!」
頭くしゃくしゃにして俯くチャンミン。
チャンミン「…よし。決めた。」
顔を上げる。
チャンミン「正面突破だ…!」
コンコン!
「…。」
コンコンコン!!
「…。」
コンコンコン…カチャ…
チャンミン「お!開いた!なあA…。」
三崎「機長…?何か用ですか?」
チャンミン「え?ぁ、いや…ここって、チーフの部屋じゃ…」
三崎「ああ、そうですよ?チーフに部屋代わって欲しいって言われて代わったんです。チーフに何か?」
チャンミン「ぁ、いや!大したことじゃねえんだ!ハハ!」
慌てて部屋に戻る。
チャンミン「なんだよ…。部屋代えることねえじゃん…。」
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bubu - パープルライオンさん» ありがとうございます。お待たせしました!いつでも続き見に来てください(*^^*) (2014年11月13日 22時) (レス) id: 8d671a735c (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 裕さん» ありがとうございます♪続きオープンです(*^^*) (2014年11月13日 22時) (レス) id: 8d671a735c (このIDを非表示/違反報告)
パープルライオン(プロフ) - また次も楽しみにしていますよ~♪ (2014年11月13日 12時) (レス) id: 4f2abcb6cd (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - おつかれっしたっ!(^o^)/part2も楽しみ♪ (2014年11月12日 21時) (レス) id: 7b66b690be (このIDを非表示/違反報告)
bubu - 雅美さん» 男らしいですよね^^ ちょっとぎゅぺんの作者の贔屓目ですな(笑) ユノ兄貴はしょうがない(笑) (2014年11月12日 16時) (レス) id: 8534b9d1ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:bubu | 作成日時:2014年10月17日 17時