あてんしょんぷりーず♪CM

手が早い男 ＊ラスト追加＊ ページ19

ｷｭﾋｮﾝ「…先生…この写真…」

ﾕﾉ「お！気づいちゃった？可愛いだろ？俺の恋人♪」

ｷｭﾋｮﾝ「恋人…？」

咲良「嘘ですよ。ｷｭﾋｮﾝ先生。ﾁｮﾝ先生の妹さんです。」

ｷｭﾋｮﾝ「妹…。」

ﾕﾉ「妹だって僕にとっては恋人みたいなもんなんだ！」

咲良「そんなことばっか言ってるから女の子にﾌﾗれるんですよ！」

ﾕﾉ「いいさ！Aのことを除け者にするような女とは付き合わない！」

咲良「なんでわかんないんですか！妹さんも迷惑してますよ！」

ｷｭﾋｮﾝ「ﾁｮﾝ先生のお家は確か医者の家系ですよね？妹さんも…どこか病院にお勤めに？」

咲良「いいえ！先生がこんななんで国際線のCAやってるんですよ。先生から逃げたくて。」

ﾕﾉ「失敬だなっ！君は！」

ｷｭﾋｮﾝ「ﾌｯ…そうですか。じゃあ…気が気じゃないですよね？ﾊﾟｲﾛｯﾄは手が早いですから…。」

ﾕﾉ「そう思う？！」

ｷｭﾋｮﾝ「ええ。僕の友人もﾊﾟｲﾛｯﾄやってて友達の僕が言うのもなんですが…結構手が早くて…。妹さんはご存知かどうかは知りませんが…。」

ﾕﾉ「そいつの名は？！」

ｷｭﾋｮﾝ「…ｼﾑ・ﾁｬﾝﾐﾝ。」



【居酒屋】



ﾁｬﾝﾐﾝ「ｼﾑ・ﾁｬﾝﾐﾝ飲みまーす！」



盛り上がる合ｺﾝ。



ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾌﾟｯﾊｰｯ！」

淳「よっ！いい飲みっぷり！」

ﾁｬﾝﾐﾝ「…なんかお前、昭和くせえよ。」

淳「ひどいなあ！これでもﾊﾞﾘﾊﾞﾘの平成ｯ子ですよ！」

ﾁｬﾝﾐﾝ「それが昭和だっつうの。」

さゆ「あのぅ…ﾁｬﾝﾐﾝさんてﾊﾟｲﾛｯﾄなんですかぁ(上目遣い)？」

ﾁｬﾝﾐﾝ「ああ、そうだけど。」

さゆ「じゃあ、いろんな外国とかぁ、行かれてるんですかぁ？」

ﾁｬﾝﾐﾝ「うん。行かれてる。」

さゆ「うわぁ！さゆ、１度も海外行ったことないんですぅ！今度、ﾁｬﾝﾐﾝさんの飛行機に乗せて欲しい…な？」

ﾁｬﾝﾐﾝ「だったらﾊﾟｽﾎﾟｰﾄ取れ。(ﾆｯｺﾘ)」

さゆ「え？」

ﾁｬﾝﾐﾝ「(ﾎﾞｿｯ)淳、ﾊｽﾞﾚだ。帰るぞ。」

淳「え？ぁ、待って下さい！」



外に出る二人。



ﾁｬﾝﾐﾝ「いくら胸が大きくたってな！ﾊﾞｶはお断りなんだよっ！」

淳「ﾌﾟﾌﾟ！胸は外せないんすね。」

ﾁｬﾝﾐﾝ「当たり前だろ。あーどうすっかなぁーっ！」

淳「ｶﾗｵｹ！行きません？」

ﾁｬﾝﾐﾝ「ｶﾗｵｹなぁ…」



ｷｭﾋｮﾝと歩くAを見つける。



ﾁｬﾝﾐﾝ「ﾜﾘｨ…用思い出したわ」

淳「え？ちょっと機長！」

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