4話 ページ6
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次の日
プルルル…プルルル…
『 …要件は 』
「 美稀お姉さん、着信元くらい確認しなよ… 」
『 およ、その声は少年ではないか!
なに?こんな時間に…、 』
「 こんな時間って…もうお昼だけど 」
電話越しからあきれ声が聞こえるけど知らん。
昨日のおかげでやっと寝たってのにまた事件かいな。
「 さっきお姉さんの携帯に画像を送ったんだけど記憶喪失みたいなんだ 」
_____________一緒に記憶、戻して欲しい。
そう言われて画像を見ればなんて事でしょう。
そこに映っていたのは銀髪ロングで右目が青い、あの " ノックリスト " だった。
でもコナンくんは記憶喪失…って言ったな。
無闇に捕まえるのは駄目か。
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重たい腰を上げ、警察庁へ登庁した。
零から連絡が無いから恐らく
キールとバーボンがヘマしなければこのまま警察側として楽に動けるんだがな。
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そう願って、溜まりに溜まった書類の整理を始めた。
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『 やあコナンくん。あの後女の人はどうなったの? 』
「 あ、美稀お姉さん。タイミングバッチリ。
さっき警察病院に搬送されたよ。
…それで、あの人は? 」
『 おーけーおーけー、ちゃんと話すからあとで博士の家に行っても平気?哀ちゃんとも話したいから 』
「 わかった、電話しておく。
あと、安室さんがアポロを急に休んだらしいんだけどそれも知ってる? 」
『 うーん…あむぴがねぇ…、、いやわかんないな。
時間作れたらまた連絡するよ 』
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そう言って電話を切り、車を走らせた。
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コッコッコッ…
『 こんな時間になんの用?___________ベル姉 』
「 …キュラソーの様子が可笑しいんだけど貴方は何か知ってる? 」
『 知るわけないじゃん。
…あの記憶媒体何かやらかしたの? 』
「 知らないならいいわ。また後で 」
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急に呼び出してそれだけって…なんやねん。
こちとら寝る時間惜しんで会ってんだからな…ベル姉
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作者名:つむぎ | 作成日時:2020年4月21日 21時