Form of Love 【名前変換】 (ページ19)

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■Story.19 ページ19

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涼介「ちょっと……………

黙ってないで何か言ってよ。」

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あ「だって…………」

涼介「反応なしって一番困る。」

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言われた言葉があまりにも嬉しくて、

だけど、その言葉はただの優しさ?

そう思うと、切なくて。

本当に私のことだけ想ってほしくて。

私のためだけに、私だけに

言ってほしくて。

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反応したくても、どう反応していいのか

分からない。

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離れていかないで、

このままずっと傍にいて。

そう思って、握られている手を

ぎゅっとするだけ。

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その変化を感じ取ってくれたのかな?

涼介もぎゅっと握り返してくれた。

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あ「ねぇ、涼介…………」

涼介「ん?」

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あ「私もね、涼介のこと

見つけるの得意だよ。」

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涼介「………何それ。俺の真似?」

あ「真似じゃないもん。」

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きっと、私の方が早く見つけられるし、

いつも見つけてる。

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いつも見ている。

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涼介「じゃぁ、俺らどこかで

迷子になるってことないな。」

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繋がれた手がｸﾞｲッと引かれて、

お互いの肩がぶつかった。

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見上げると、涼介と視線が合う。

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涼介「A、顔真っ赤。」

あ「そうさせてるのは、涼介でしょ。」

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涼介「まぁ、そうだけど……

これくらいのいじわるは許してよ。」

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