不良兼暗殺者の女は笑っている (ページ18)

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「俺たちも肩書とかﾀﾋねって主義でさ」

目が覚めたらこれ何の話

「やっとお前も目、覚ましたか」

拉致られたっぽいけど
一緒に拉致られたのは神崎と茅野か
奥田は無事らしいな

「エリートぶってる奴らを台無しにしてよ、なんつーか自然体に戻してやる?みたいな。
いいスーツ着てるサラリーマンには女使って痴漢の罪を着せてやったり、勝ち組みたいな女には
こんな風に攫ってよ、心と体に二度と消えない傷を刻んだり。
俺たちそういう遊び沢山してきたからよ、台無しの伝道師って呼んでくれ」

趣味悪いな此奴ら

茅「さいってー」

その言葉に反応した男が茅野の首を絞めて投げ飛ばした

『ふーん、そういうことするんだー』

「は?」

私は男の前に立った

『そういう奴って大体弱いよね』

「黙れこのっ!!」

『カハッ』

茅野のように首を締められる

「んだよ、口だけのくせによ」

茅「Aちゃん!!」

『口だけなんて、決めつけんな』

ドゴッ

男に一発グーを入れてやった
すると私を絞めていた手が離れた

神「え､､､?」

『喧嘩なら受けて立つけど』

「クソッ」

そこで扉が開く

「お、来た来た。うちの撮影スタッフがご到着だぜ。数でいけばお前も､､､」

だけど聞こえてきたのは聞き覚えのある声だった