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数日後の生物の講義、彼はきた。
今日は急に雨に降られ、髪の毛が濡れた状態で教室に入った。
「やぁ、A！ははっ、髪の毛がびしょぬれだよ？」
「あぁもうハニ。…はいA。風邪ひいちゃうよ。頭ふいて。」
茶化すハニとタオルを渡すジス。
『…ありがとう。急だったから傘なくて。』
頭にのせてくれたタオルで軽く髪を拭く。洗濯して返そうと思ったのに
「いいよ、こんくらい。僕も少しぬれたから拭きたいし。」
といって持ってかれてしまった。
紳士だな、ジスは。
そう思いながらいつもの席を見ると、
キムテヒョンが座っていた。
…大丈夫、かな。
不自然にならないよう恐る恐る席に座る。
彼は無反応。…今日は臭くないのかな。っていうかあの日も臭かったかは知らんけど。
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作者名：ねこのひげ | 作成日時：2018年10月7日 2時
