第240話 ページ4
リベラside
来た___
裏clockの話し合い...!!
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NO side
ファナッカ国大会議室にて
5人の国王が集まっている。
ラサ「では、現状報告と行きますか。あなたから時計回りに。」
ラサゴベアがそう言いながら、左にいた老国王に目を向けた。
「うちの国は特にはない。1度使者をアリオンに行かせたが、情報も得られなかった。無論、非公開王女も謎のままだ。」
「わたくしの国も同じです。スパイを何回か送りましたが、何も得られず、ですね。」
次々と話が進んでいく。
アル「私は1度、私自身でアリオンに行ったが特に得られなかった。国民の心を何人か読んだが非公開王女のことは国民でさえも何も知らないようだな。」
「私は色々とあって特に探りを入れられなかった。申し訳ない。」
ラサ「私もかなりの使者をアリオンに送り、また私自身も訪れましたが特に情報は得られませんでしたね。」
ラサゴベアはそこで一息置いた。
ラサ「ただ...」
その言葉に、他の国王が顔を歪める。
「ただ?」
ラサゴベアが答える...
瞬間、アルジャーノンが割り込む。
アル「城に近づくと、気配が少しする。そうだろ?」
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室内に緊張が走る。
ラサ「えぇ。その通りです。」
ガタッ...
国王のうちひとりが椅子を倒して立ち上がり、一瞬フラつく。
「だから言ったじゃないか!早く手を打てと!」
大きく腕を振り回しながら叫ぶ。
その姿を見たアルジャーノンがはぁ..とため息をついた。
アル「やめないか...。外に漏れる。」
彼女がそう言うと、先程の国王がハッとした顔をして顔が落ち着いた。
「すまない...取り乱した。」
彼が座っているのを見ながら、今度はラサゴベアが口を開く。
ラサ「まあ...彼が言う通り、早く手を打たなければ間に合わなくなるのは、事実です。」
アル「ふっ...」
アルジャーノンがラサゴベアを見て軽い笑いをこぼす。
ラサ「なんですか。」
アル「いや、なんでもない。」
ラサ「そうですか...。」
ラサゴベアは目をつぶって深呼吸をする。
ラサ「話を戻しますよ。そろそろ手を打つという話でしたね。実は1度ユラスのリニャーノに襲わせに行ったんです。勝手なことをして申し訳ない。」
「リニャーノ...?脱退したのに協力してくれたんですか?」
ラサ「経済目的に人は殺れん、の一言で帰ってきましたよ。」
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時雨 - fruitさん» レス、ありがとうございます。完結するのを気長に待っていますので焦らず自分のペースで頑張ってください! (2018年3月18日 12時) (レス) id: cfbfe7e2cd (このIDを非表示/違反報告)
fruit(プロフ) - 時雨さん» うわぁぁぁぁぁありがとうございます!!!とっても嬉しいです!!!最近はpart1の方を書き直していて...あまり更新できていませんが、必ず完結させるので、どうか応援よろしくお願いします!! (2018年3月18日 7時) (レス) id: 11b9204b96 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 物語構成やキャラクターの設定がとてもしっかりしていて読み易いです!ファンタジーのオリジナルで200話以上いくのは凄いと思います。自信を持ってください!応援してます(`・ω・)ь (2018年3月17日 21時) (レス) id: cfbfe7e2cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:fruit | 作成日時:2018年2月10日 1時