どうせ今だけ【月島蛍】 (ページ43)

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菅原「A」

「はっ！？どうしましたか！？」

菅原「ぶはっ、なんでそんな驚いてんの笑さっきのどう思った？」

「さっきのって…」

まさか、さっきの恥ずかしい場面見られたとか訳じゃないよね？今まだ顔真っ赤だけど、恥ずかしすぎる。

菅原「月島に手ぇ繋がれただろー？どう感じた？」

「…死ぬかと思いました、」

菅原「俺と繋いだ時よりもドキドキした？」

「……はい。私月島のこと好きです」

菅原「おお、やっと自覚したか鈍感ちゃん」

「菅原先輩もいろいろとありがとうございます」

私が頭を下げると、菅原先輩はそんなのいいよ、と爽やかに笑っていた。

きっと私が知らないところでいろいろ手を回してくれていたんだろう。菅原先輩はそういうのが上手い人だ。月島にも助言をしていたり。

「菅原先輩も助けが必要な時は言ってくださいね！私が絶対に助けます！」

菅原「頼もしいなぁ。じゃあその時が来たら頼むよ」

「はい！」