どうせ今だけ【月島蛍】 (ページ5)

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？「俺日向翔陽！！よろしくな！りなとバレーできて嬉しい！！」

「あ、いやまだ入部が決まったってわけじゃ」

？「俺は影山飛雄」

あれ、誰も私の話聞いてくれない…なんか分からない孤独感に駆られていると聞き覚えるのある声が上から降ってきた。それと同時に日向と影山の顔が険しくなるのが分かった。

月島「来たんだ」

「月島…」

山口「やっほー！来てくれたんだね！」

「あ、うん！」

日向と影山は私が月島のことを敵対してるのが分かったのか哀れみの目で私を見てきた。

日向「こいつ、まじで意地悪なんだよ！」

「うん、わかる」

日向がびしっと人差し指で月島のことを指す。

月島「はあ？」

月島が反論の声を上げると日向は人差し指を降ろして私と影山の後ろへと隠れた。

月島「てか君ほんとに来るとはね」

月島は嘲笑を含んだ笑みで私のことを見下ろしてくる。その隣にいる山口はやめなよ、と制してくれているけど私を前にした月島は口が止まらない。