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午前1時15分。目が覚めてしまった。
特にトイレに行きたいとか喉が渇いたとかで起きたわけではない。
ただなんか、なんだろう、後ろから視線を感じるというか。
「ま、まさかね……」
とか言いながら私はみんながいる部屋へ恐る恐る廊下を歩く。
コンコンと襖をノックしようとしたら、暗闇から月島が出てきた。
「ぎっ」
月島「静かに。」
叫んじゃいそうなところを月島が私の口を抑えて封じてくれた。ないす反射神経。
月島「何しに来たの」
「いや、なんか後ろから視線を感じてて…」
月島は私の後ろの方へと視線を移動し、みるみるうちに驚いた表情になっていった。
「え、嘘だよね月島、ねぇ！」
月島「うそうそ笑君面白いねやっぱり」
「くっそ騙された……てか月島はこんな時間にどうしたの？」
月島「僕はちょっと喉乾いただけ」
「……あの、」
月島「なに」
「…一緒に寝てください」
その場に土下座すると、ため息が降ってきた。
月島「菅原さんと一緒に寝るんじゃなかったっけ？」
少し空いてる隙間からみんなが寝ている場所に目を向けると気持ちよさそうに寝ている菅原先輩が。
「いやでも寝てるでしょ？起こすのなんて申し訳ないじゃん」
月島「……借りは必ず返してよね」
「はい必ず！」
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作者名：らう | 作成日時：2024年3月25日 15時
