どうせ今だけ【月島蛍】 (ページ15)

今日:468 hit、昨日:1,078 hit、合計:10,312 hit

15 ページ15

夜。今の時刻は午後11時40分。

トイレに行きたくなって済ませたあと向こうに人影が見えた。

「……」

じーっと見ているが動き出す気配もなくそこにずっといる。
なんかあの髪型見たことあるな。

「え、日向じゃん」

日向「！？あ、あぁAか」

「そんなとこで何してんの？」

日向「……出た」

「出た？」

日向「子供がいた…」

「子供……」

子供なんてここにいるわけない。ということはまさか、子供の幽霊……

「そ、そんなわけ……見間違いだよ！」

日向「だ、だよなあ！見間違いだよな……」

すると肩をトントンされた。

「え…今の日向？」

日向「お、俺は何もしてないぞ」

「え」

西谷「お前らこんなとこで何してんだ？」

日向「「いやあああああ！！！」」

「……ってなんだノヤっさんか！」

日向「あぁなんだ！！」

西谷「なんなんだよお前らー！」

「いやなんか日向が子供を見たっていうんですよ」

西谷「子供ぉ？いるわけないだろこんなところに」

日向「ですよね！」

東峰「君ら、何してるの？」

後ろを向くと髪の毛が長くて、身長もどデカい化け、もの…

日向西谷「「「ぎぃやあああああああああああ！！！！！！」」」

澤村「お前らいい加減にしろー！！！」