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日向「ここが合宿所かあ！！」
影山「うるせぇ日向ボケ」
思ってたところよりかけ離れていたけど楽しくなることは間違いなかった。
清水先輩はここから家が近いらしく、ここで寝泊まりしないようだ。
清水「Aちゃん、家くる？」
「ああいえ！迷惑はかけられないので私は大人しくここで寝泊まりします！」
清水「そう？気を付けるんだよ」
清水先輩は私の事を気にかけていてくれるけど、私は清水先輩に迷惑なんてかけられるはずはなく絶対にここで寝る事を決意した。
月島「Aｻﾝ一人部屋で寝るの怖くないの？」
「怖くないよ、しかも幽霊なんて出るわけないのに」
山口「でも…ここの近くに幽霊が出ると噂の」
「山口静かに」
山口「あ、ごごめん…」
月島「あっはは！震えてんじゃん」
月島は片手を口の前で抑えてあの顔で私のことを見下ろしてくる。
日向「山口、今の話本当か？」
山口「わかんない、噂だから…で、でもっ大丈夫だよ！幽霊なんてきっといない…」
「だよね、そうだよね、いないよね…」
影山「おいAビビってんのか？」
「ビビってねえし！！お前たちとは違って私は一人部屋なんだからな…」
日向「大丈夫か、A！一緒に寝るか！」
「そうしたいのは山々だけど男子ばっかりのところに女子が入るのはなんかダメでしょ！」
私が必死に身振り手振りで説明してみるけど、純粋すぎる日向には伝わらなかったようだ。
月島「大丈夫、君のこと女子だと思ってる人なんか一人もいないって」
「はあ？？失礼すぎるでしょ」
山口「まあまあツッキー。怖かったら全然来ても大丈夫だから！」
「山口ぃー！！！」
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作者名：らう | 作成日時：2024年3月25日 15時
