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#10 ページ10
貴：ありがとう、藤井くん
流：おん
貴：ごめんね、家まで送ってもらっちゃって
流：いや、それはええけど。あのさ、
貴：ん？
流：階段から落ちたのって自分からじゃないよな？
貴：え？
流：俺には困ったことがあったら言ってってこの前言ったやん
貴：っ
流：この前やって手紙もらってたし今日だってスリッパだったやん
貴：っ気づいてたの？
流：まぁ。言ってくれるまで言わんとこうと思ってたんやけど
貴：なんで...
流：俺に助けさせてや
貴：っ藤井くん...
藤井くんにそんなことを言われてしまったら我慢していたことがぶわっと出てきて
流：たくさん泣き。俺が絶対助けるから。
藤井くんの腕の中で号泣してしまった
私が泣き止むと藤井くんを家に入れて今までにあったことを藤井くんにすべて話した
流：じゃあ誰がAちゃんい嫌がらせしてるかわからへんのか。
貴：うん
手紙をもらってもその場所に行ったことはないから誰が私に嫌がらせしてるのかはわからない
流：とりあえずまずはAちゃんに誰がそんなことしてるか探し出さないといけないな。
貴：そっか...
流：Aちゃんは何も気にせずに普通に学校生活しててや
貴：うん、わかった
藤井くんに相談して心が少し軽くなった
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作者名：あみフラペチーノ
| 作成日時：2019年5月26日 20時
