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#36 ページ36
私と重岡くんの空間だけ時間が止まったみたいだった
大：Aのことが好きや！！俺の彼女になってほしい！！
その言葉が重岡くんから聞けるなんて思ってもみなかった
大:…急に困るよな、そんなこと言われても(笑)
重岡くんは私が驚いた顔をしてるのを見て苦笑いをする
私もちゃんと返事をしなきゃ
ちゃんと自分の気持ちを重岡くんに伝えなきゃ
貴:あのね、私も重岡くんに伝えたいことあるの。だから最後まで聞いてくれる？
大:おん、ちゃんと聞く
持ってる巾着をぎゅっと握って私の思いを伝える
貴:こっちに来てひとり暮らしになって高校に友達できるかなとかすっごく不安だったの
貴:重岡くんに話しかけられた時も正直、人気者そうだから関わらないようにしようって思ってたの。女子に目つけられたくなかったから
貴:でも重岡くんに話しかけられてそんなこと気にならないくらいもっと仲良くしたいって思ったの
貴:困った時に助けてくれて細かい所にすぐに気づいてくれて
貴:1回重岡くんのこと避けるようなことしちゃったけどその間だってずっと重岡くんのこと考えてて
貴:私も気づいたら重岡くんのことが好きになってた
貴:私なんかで良かったら重岡くんの彼女になりたい
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作者名：あみフラペチーノ
| 作成日時：2019年5月26日 20時
