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#16 ページ16
流:相談って何？
トイレのことがあってから数日後
藤井くんに相談があって藤井くんを呼び出した
貴:あのね…私、やっぱり重岡くんに近づいちゃいけないんだと思う。
流:なんで？
貴:周りの女子のこともそうだけど重岡くんにまで迷惑かけたくない。
流:しげ？
貴:重岡くんのこと考えるとなんか…胸がギュってなるっていうか…。
原因はわからないけど重岡くんのことを考えると最近少しおかしい。
流:っそっか…。じゃあ俺と一緒にいたらええんちゃう？
貴:藤井くんと？
流:俺と付き合おうや。
貴:え？
流:それやったら俺とAちゃんが一緒におっても不自然じゃないやろ？
貴:でもっ…
流:Aちゃんは気づいてないかもしれへんけどちゃんとAちゃんのこと好きやで。
そう言って私の手を藤井くんの胸に持っていく
貴:ドキドキしてる…
流:俺、ずっとAちゃんのこと好きやってん
気づかなかった。
藤井くんが私のことをそんなふうに想っていてくれていたなんて
流:今はAちゃんが俺のこと好きやなくてもええから。俺のこと利用するくらいの気持ちでええから。
藤井くんはかっこいいし優しいし付き合えばきっといい彼氏になってくれそうだな
なんて思ったら重岡くんのことも気にしないでいられる気がして
貴:うん、わかった。
藤井くんと付き合うことになった
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作者名：あみフラペチーノ
| 作成日時：2019年5月26日 20時
