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#20 ページ20
男の子の家にお邪魔するのは初めてじゃないのにやけに緊張する
結局一回は断ったものの行く当てもなく、のんちゃんも連絡に反応しなかったからのんちゃんに断りを入れて大ちゃんの家にお世話になることになった
大：ごめんな、狭いやろ？
貴：いや、お世話になれるだけでありがたいから...
大ちゃんの一人暮らしの部屋はシンプルで片付いている感じ
大学生のお姉さんがいるらしくたまにお酒を飲んだ日に泊まりに来る日もあるみたい
大：夕飯どうしよ、俺料理始めたばっかりやからあんまり作れへんねんな
貴：よかったら、私が作ろうか？...お世話になるんだし、ちょっとは料理作れるよ？
大：ほんまに？材料あったかな...
大ちゃんの冷蔵庫の中をみると思ったより食材があって
聞いてみればお母さんが仕送りで送ってくれたりするらしい
貴：大ちゃんって嫌いなものある？
大：きゅうりとトマトが苦手やねん
貴：それ以外だったら大丈夫？
大：おん、大丈夫
貴：うーん、じゃあ肉じゃが作ろうかな？大丈夫？
大：ええよ、Aが作ってくれるならなんでも嬉しいわ
貴：じゃあキッチン借りるね？
大ちゃん、普段そんなに料理してないみたいだし美味しいもの食べてほしいな
そう思いながら料理を作った
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作者名：あみフラペチーノ
| 作成日時：2019年3月20日 22時
