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貴:いきなりこんな重い話しちゃってごめんね...
大ちゃんの反応が怖くて顔が見れない
また大ちゃんも私から離れていっちゃうんじゃないか
そう思ったら話したことまで後悔してきて
この沈黙が怖い
大:あのさ、
大ちゃんから出る次の言葉が怖い
目をぎゅっと瞑って次の言葉を覚悟する
大:まず俺に話してくれてありがとう、話すの辛かったやんな?
予想外の言葉にバッと顔を上げた
大:俺、そうゆうの経験したことないし、どうしたらええかわからんけど、俺にできることがあったらなんでも言ってや
貴:...嫌がらないの?
大:何が?
貴:この話するとみんな...私と一緒にいるの嫌がるから...
恐る恐る大ちゃんに聞いてみると
大:だって俺のこと信用してくれてるから話してくれたんやろ?それに、Aは悪いやつちゃうやん?
貴:助けて...くれるの?
大:俺にできることがあればなんでもするって。俺、家一人暮らしやし
貴:え?一人暮らし?
大:言ってなかったっけ?俺、地元が遠いから親に金出してもらってこっちで一人暮らししてんねん!やから逃げたくなったら俺んちに逃げれるで!!
貴:知らなかった...
ちょうど話が途切れたところに料理がやってきて
大:真剣な話したら腹減ったな!!
なんて言って暗い雰囲気を明るい雰囲気に変えてくれた大ちゃん
この人は私のヒーローなのかもしれないななんて思った
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作者名:あみフラペチーノ | 作成日時:2019年3月20日 22時