幼なじみなんて嫌だ！！

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確かに小瀧くんと付き合ったら幸せになれそう




智くんやって彼女がおるし




なんて考えてる自分が嫌になる




望:Aちゃんが神山のこと好きでもええ。俺を利用したってええ。もう…Aちゃんの泣き顔は見たくないねん…




貴:…私、小瀧くんと付き合っても智くんのこと諦められへんかもしれへんよ？…それでもええの…？




望:Aちゃんを少しでも幸せにできるんやったら…それがAちゃんの幸せなんやったらええよ




貴:小瀧くんを傷つけることやって…あるかもしれへんよ？…




望:うん




貴:こんな最低な私でも…付き合いたいって思うん？




望:おん。それでもAちゃんのことが好きや。付き合ってくれへんかな？




貴:…こんな私で良ければ…




望:よろしくな、A




貴:うん…




智くんのことを忘れたくて




小瀧くんの優しさに甘えることにした




こんな最低な私でも好きでいてくれる小瀧くんはほんまに優しい人や




望:ほら、もう泣かへんの！




貴:うん、ありがと




そこから服が乾くまで他愛もない話をしていた




小瀧くんと話しているとどこか安心できて智くんのことを考えなくて済む




それに小瀧くんといると本当に幸せになれそうな気がするから不思議だ




服が乾くと着替えて小瀧くんに送ってもらいながら家に帰った



望:A、望って呼んでや。小瀧くんって嫌や




貴:え、あ…えと…望///




望:ん、良くできました。じゃあ明後日な！！




頭をぽんぽんとして帰っていく小瀧…じゃなくて望




貴:ずるい…///




望の行動がいちいちかっこ良すぎてきゅんきゅんする

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