幼なじみなんて嫌だ！！

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しげ来週の土曜日に俺の家で勉強会!!強制やからな!!




突然のしげの誘いに驚きながらも荷物をまとめて教室を出ようとすると




駒井:あの、(人１)さんやんな？




貴:はい…




駒井:ちょっと話あるんやけど大丈夫？




貴:はい…




智くんとキスしてた駒井さんや…




気まずいなぁ…なんて思っていると




駒井:単刀直入に聞くんやけど(人１)さんって智洋のこと好きなんやろ？




貴:えっ…




駒井さんが私が智くんのことを好きだってことを知っていたことにも驚いたけど




"智洋"




そんなふうに呼んだからより驚いた




駒井:私、智洋と付き合ってんねん。やから諦めたほうがええで。それに…




やっぱり付き合ってんねや。




キスするくらいやから当然やんな…




駒井:智洋が(人１)さんとおるのダルいって言ってたで。もう関わらんほうがええんちゃう？




貴:っ…




そんなこと智くんが言うはずないって思いたいけど



今まで智くんに頼ってきてばっかりやったからそう思われるのもしょうがないと思ってしまった




駒井:そうゆうことやから。もう智洋に近づかんといてな




そう言って駒井さんは去っていった




貴:っ…うぅ…




涙が溢れて止まらなかった




これで失恋決定なんやって思いながら




望:Aちゃん？




タイミングよく小瀧くんがやって来た




貴:っ…こたき、く…




私のグシャグシャの顔を見て驚きながらも私も抱きしめて慰めてくれる




あぁ。まただ。




前も私が落ち込んでいる時に小瀧くんがいてくれて




小瀧くんに包まれると安心してしまうんだ

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