大毅くん→先生

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神ちゃんと別れてエレベーターに乗り込むとまた大毅くんと会った




大:デートしてたんやろ？




貴:うん。今週の日曜にも行くし




大:なんやめっちゃ青春してるやん(笑)




貴:まぁね。大毅くんとは違うから(笑)




大:俺やって青春してたわ！(笑)




貴:嘘つかないでよ(笑)




大:嘘やないって！(笑)




あれ？割と普通にできてるかも。




でも青春してたってことは彼女がいたってことだよね…




ちょっとズキッとしたかも…




あっという間に時間は過ぎるもので




今日は楽しみにしてた水族館デート




貴:おまたせ！




智:全然待ってへんよ。行こか！




貴:うん！




二人で電車に乗って2駅先の水族館に向かう




智:なんかな、イルカのショーが有名やねんて！




貴:そうなんだ！楽しみだなぁ！




神ちゃんと話してるとあっという間に水族館に着いた




貴:うわぁ可愛い！！




智:せやなぁ




貴:ねぇ、あのペンギン神ちゃんに似てない？




智:それやったらあれがAに似てるわ




貴:えぇー。私あんなにぽっちゃりしてないよ！




智:なんか雰囲気似てるやん




貴:えぇー。




2人で仲良く話しているともうすぐイルカショーの時間




智:そろそろイルカショーやから移動する？




貴:そうだね！




こんなに幸せでいいんだろうか。




そう思ってしまうほど幸せだ




智:楽しみやなぁ




貴:そうだね！すっごく楽しみ！！




すると私のケータイが鳴った




貴:…お母さん？




滅多に連絡してこないお母さんからの電話に戸惑う




智:出れば？




貴:うん…もしもし？




？:(人１)裕子さんの娘さんの(人１)Aさんでよろしいですか？




貴:…はい。そうですけど。




お母さんじゃないことに動揺がかくしきれない




？:私、北海道病院の者です




貴:北海道…病院




？:今すぐこちらに来てください！ご両親がとても危険な状態です！！



貴:え、それって…




？:とにかく急いでください！！




一方的に切られた電話




智:…どないした？




貴:…ごめん。帰らなきゃ！




そして何故かすぐに大毅くんに電話をした

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