人たらしはとある選手のガチ勢です。 (ページ7)

今日:13 hit、昨日:9 hit、合計:11,704 hit

第五話：川崎フロンターレでの初めての練習ページ7

柚雨星が川崎フロンターレに移籍して来て､初めての練習の日。今は､選手達が練習場に集合し､もうすぐ練習が始まる所だ。

柚(今日は初めての練習の日だ。しっかりやって､開幕戦に備えていくぞ。)

監『は〜い､じゃあ､練習開始！』

まずは準備運動。そして軽いランニングからの､シャトルランもどき。それから､ドリブルからのシュートの練習。

コ『次は柚雨星の番！』

柚『はい！』

ドリブルをする柚雨星。それを防ぐのは山根視来選手。

登『おお､凄え速え！』

ソ『あのトラップ凄いね！』

山根視来選手の事をドリブルで抜き去り､シュートを打つ。コートを守るのは､柚雨星がJリーグに来る事を決断した理由の一つ､上福元直人選手。

そして､

早『うわっすげー〜！』

視『タイミングずらした⁉︎』

柚(決まったー！！シュアに教わった､GKが防ぎにくいシュート。日本でもまずは一本､練習とはいえ上福元選手相手に決める事が出来た。上出来だな)

シュートが決まった。柚雨星が川崎フロンターレに来て初めての練習は､ここまで。

ちょこっと：シュアとは､柚雨星がサラン・トンテネエティマFCに所属していた時のGKである､ナオト・シュレットニーア選手(オリキャラですが､この後のお話に出て来ます。Jリーグのシーズンが始まってからになるので大分先では有りますが。柚雨星の事が大好きなので､日本に旅行に来ます。そして､川崎フロンターレや代表の選手と柚雨星を巡ってバチバチします。)の事です。スリナムと日本のハーフで､柚雨星とは日本語を話す者同士仲が良く､オフの日もよく一緒に過ごしていました。練習もよく一緒にしており､GKが防ぎにくいシュートの打ち方を教えてくれました。柚雨星はスリナムリーグで得点王を取っているのですが､そのうち12点がこの打ち方のシュートであり、この打ち方のシュートを川崎のスカウトの人が映像で観たのが柚雨星が川崎フロンターレにスカウトされたきっかけなので､柚雨星は､今の自分があるのはシュアの存在が大きいと思っています。