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side : Kaito.Mi
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『これも当然、滝沢くんの指示でした』
向井「っ、ジャニーさんは止めなかったん…？」
『流石に止めたみたいですよ、いくらなんでもやりすぎだって』
ラウール「じゃあなんで、！」
『…Aは守りたかったんだよ、SnowManを』
ラウール「っ！守りたかっ、た？」
『自分が断ることで皆んなにまで被害が及ぶのは嫌だって、口癖のように言い続けてたんだ』
ラウール「Aちゃん…」
『何年も続いている滝沢歌舞伎に皆んなが出れなくなったらどうしよう、先輩達のバックにすら着かせてもらえなかったらどうしよう、って自分のことなんて後回しで、SnowManのことだけを考えていました』
本当は行きたくなかった、そんな言葉は溢さないけれど、電話越しの弱々しい声の裏にAの本心が隠れていたような気がした。
『その決断が揺らがないように、誰にも引き留められないように、旅行だなんて嘘までついて飛び立った。』
会いたくなってしまうから、と連絡だって控えた。届くのは最低限の連絡だけで、俺の心まで苦しくなった。
『Aは自分を犠牲にしてまで仲間を守ったんです。自分より、仲間を選んだ。』
A、お前は優しすぎるんだよ。悲しいくらい、優しすぎるんだよ。
〈 A、今幸せか？ 〉
〈 …ちゃかは今幸せ？ 〉
〈 俺？俺は… 〉
〈 …ちゃかが、海斗が、SnowManの皆んなが、幸せなら私も幸せだよ 〉
『なのに、その仲間は』
『Aを見捨てて、自分の幸せを選んだ』
深澤「っ！」
『ふはっ、安心してくださいよ、Aはまだ気付いてませんから』
深澤「…そっ、か」
俺の言葉で大きく目を見開いた6人は、俺の一言で本当に安心したように息を吐いた。笑っちゃうよこんなの。酷いよな、酷い話だよな、こんな時まで自分のことしか考えてないっていうんだから。
『醜い人たちですね、ほんと』
渡辺「…ごめん、」
ごめんなんて意味のない言葉、聞きたくないんだよ
『…ふはっ、全て通り越して笑っちゃいますね、こんなの』
深澤「…」
『Aは、幸せになるべきなのに、』
アイツを守りきれなかった俺も、同罪なのだろうか
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のぞみ(プロフ) - 一気読みしてしまいました！更新待ってます！ (2021年6月16日 21時) (
レス) id: 598ee182d7 (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - すごい面白いです！！更新待ってます！ (2020年11月10日 19時) (レス) id: 419554672b (このIDを非表示/違反報告)
玲 - すっごい面白くて、一気見しちゃいました笑続き、めっちゃ気になります！ (2020年10月15日 22時) (レス) id: f20013ee9d (このIDを非表示/違反報告)
あんず - 続き楽しみにしてます！このお話大好きです！ (2020年8月20日 19時) (レス) id: d2e39ffc2f (このIDを非表示/違反報告)
u(プロフ) - 妃茉莉さん» 有難うございます嬉しいです（；＿；）これからもちゃかまつゆきをよろしくお願い致します☆彡 (2020年8月20日 17時) (レス) id: 70fcd74544 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：u | 作成日時：2020年8月13日 18時
