100【誕生日編・７】 ページ28
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『実弥さん、ありがとうござ....っ！...』
後ろから櫛を通してくれていた実弥さんの方を向いて感謝を述べようとすれば、反対の首筋に柔らかなモノが触れた。
今、私の首筋に顔を寄せ、唇で
声が出そうになるのを
口に手の甲を当て必死に堪えた。
「A.........こっち向けェ。」
耳元で囁かれ、後頭部に手を当てられてしまえば振り返る事から逃れられなかった。
至近距離で見た実弥さんの目は
熱が
その目から
視線をずらす事は出来なかった。
近付いてくる実弥さんの顔に
これから起こる事が分からない程
私は子供じゃない。
互いに自然と目を閉じた瞬間＿＿
「風柱様。夕餉の準備が整いました。」
「.............」
『.............』
パチっと目を開ければ
目の前の実弥さんの額には青筋が...
すっ、と立ち上がり部屋の襖を開けて女将さんを招き入れていた。
「こちらのお部屋にお布団をお敷き致しておきますが宜しいでしょうか？」
布団までとは申し訳ない!!!と伝えはするが
「すぐにお支度致します」と
まるで話を聞いちゃいない。
隣の部屋は襖が閉められ
お座敷では料理が並べられ始めた。
全ての準備が整い
女将さん達が部屋を後にする。
並べられた豪華なお食事に
目を丸くしていれば
「冷めない内に食うぞォ。」
『そうですね！』
二人で挨拶をし、食べ始めた。
『この天ぷら美味しい！』
「俺のも食うかァ？」
『流石に人の物に手は出しません。』
そんなやり取りをしながら
二人で久々のお酒も
食事を終え、食器も下げてもらい
食後にと熱燗まで用意される事に
ただただ頭を下げ、感謝を述べた。
「A、少し寒ィが月見酒するかィ？」
『....はい。』
流石に縁側は寒いからと
小窓の障子を開けての月見酒だ。
部屋の明かりを消しても、月の明かりが柔らかく私達を照らしてくれている。
『何だか大人になった気分になりますね』
「....そうだなァ。」
月を見ながら黙って酒を煽る実弥さんは
何を想っているのだろう...
実弥さんは長男だと言っていた。
しかし、他のご兄弟の話は実弥さんの口から聞いた事はない。
ご家族の話は御法度の様な気がする。
そんな事を思っていれば
私は実弥さんに手を引かれた。
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京華(プロフ) - 澪凪ちゃんありがと〜〜！！お好みだったのなら嬉しい♡そう。何かがお預けなの!!!笑 その何かが分からないなら一緒に無理でしょ、笑 わ、分かった！いつかね。いつか！そしたら来世でねー!!!(メッセのやり取り再び＆謎の牽制、笑)いつもありがとね♡...感謝ァ！ (2021年12月13日 9時) (
レス) id: e037f818e2 (このIDを非表示/違反報告)
澪凪(プロフ) - 京華ちゃん完結おめでと〜〜っ！！最後まで夢主が何か実弥にお預けさせて寝ちゃうお話なのねwww二人らしい絡みでやっぱり好きだわwww いつか私とも書いてね？？(謎の圧) 次も待ってまーーす！！ あ、フラグは読んじゃいけないんだよ私！！お預けかこの… (2021年12月12日 23時) (レス) @page49 id: bf563a2326 (このIDを非表示/違反報告)
京華(プロフ) - 衣世さん» 風柱様とのご結婚おめでとうございます♡笑 義勇さん...やはり実弥との相性は...笑 ピラニア実弥...もし続きを執筆する事があれば旅館の続きになると思います(ネタバレ)読んでも年内で記憶から抹消して下さいね？笑 衣世さんと再び出逢えた事全てに...感謝ァ♡ (2021年12月12日 10時) (レス) id: e037f818e2 (このIDを非表示/違反報告)
京華(プロフ) - 柚葉さん» 簡潔に祝言させて頂きました！笑 いつもありがとうございます♡久々のピラニア実弥...年内頑張って羞恥にまみれます！(白目)...感謝ァ！ (2021年12月12日 10時) (レス) id: e037f818e2 (このIDを非表示/違反報告)
京華(プロフ) - あさひゆうひさん» 最後まで圧掛けたり内容とかの相談(主に雑談)いつもありがとう♡この落とし方の話いつしたっけ？笑 やっと完結出来ました！あさひ様も何か書いてね？(激しく圧)待ってるからね♡...感謝ァ！ (2021年12月12日 10時) (レス) id: e037f818e2 (このIDを非表示/違反報告)
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