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ウンサン 柔軟剤 ページ7
ＥＳ「あれ、Aそれどうしたの?」
保健室に行く途中ウンサン先輩に会って、経緯を説明した
すると
ＥＳ「じゃあ今おれのジャージと洗剤持ってくるから一緒においで」
と言われた
マイ洗剤持ってるんだ…さすが洗濯好き
ＥＳ「はい、今シャツだけだから、洗濯してる間は俺のジャージ着てて」
『あ、ありがとうございます』
「Aいいなぁ(ボソッ)」
ＥＳ「あーAはい、これ」
先輩が洗ってくれた制服は同じだという柔軟剤の匂いがする
いい匂い、こんな匂いはあんまりないからすれ違ったら、同じのだとわかるな
ＥＳ「それさ、女の子にやられた、でしょ?」
『え』
ＥＳ「おれ見てたから、全部」
あ、じゃあ会ったときももうわかってたのか
ＥＳ「おれのせいでしょ?」
『いや、違いますよ!』
ＥＳ「でも原因は俺だから
これからは、俺に守らせて」
と言って私を抱きしめるウンサン先輩からは
私と同じはちみつの初恋のように甘い
柔軟剤の香りがほのかに香った
FIN
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作者名：kim chuchu | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kimchuchu/
作成日時：2020年3月25日 15時
