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七十一話 夏の足音 ページ29

教室を出て、中庭へ向かう。

廊下ですれ違う人達が私を見てはひそひそ何か言ってる。

「ほら、あれ見て、モブ川くんが白銀さんに告るってマジなんだよ!」

「わ、ほんとだ。やった、これでレオ様のライバルが一人減る……。」

女子怖……。

てか何私今から告られんの?モブ川くんと私関わり0な気するんだけど。

スマホの通知が鳴る。

こんな時に誰ですか。冷やかしだな。

ちら、と見てしまおうとする。






……待って玲王くんからじゃん。

誰も周りにいないのを確認して、階段のはじっこへ。

玲王今どこいんの?

いや冷やかしの方が百倍マシだった。

今から告られますって言えばいいの?

A階段だよ

うん、嘘はついてない。

玲王良かった

玲王そっから動くなよ

急になんなんだこの男は。

連絡きて少しうれしかったのに急に動くなって。

「あ、白銀さん、いた。」

誰かから声をかけられる。

振り向くと、そこにはモブ川くんの姿が。

「あ、ごめん、電話でもしてた?」

スマホを指して、聞かれる。

『ううん、だいじょぶ。』

Aモブ川くんと今一緒にいるよ

そうパパっと玲王くんに送ると、スマホをポッケに入れる。

『話が、あるんだよね……?』

「うん、急で悪いんだけどさ、俺―――」

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はむ太郎(プロフ) - かなさん» かな様……!!本当にいつもありがとうございます💕文才が神ってるなんて嬉しすぎてとけそうです🧊 (2023年3月20日 9時) (レス) id: f32f8d2d93 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 主様頑張って!夢小説は作者様の夢を一緒に見て共有し作者様も読者様もどちらも楽しめることだと私は思っています。しかも作者様は私なんかのコメントにレスをくださってくれて😭元気の源になれるようにコメントをこれからも沢山していきます!いつでも待ってます! (2023年1月28日 21時) (レス) @page30 id: 97a0e620ba (このIDを非表示/違反報告)
はむ太郎(プロフ) - かなさん» 更新停止するのにいい所で切って申し訳ない😥早めに区切りのいい所まで書くの頑張ります💪かな様の優しいコメントが私の元気の源です💕 (2023年1月28日 21時) (レス) @page30 id: f32f8d2d93 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 主様気になるところで切ってきますね!?(いや当たり前だろ)モブ川お前、違ういい子見つけろよ!今は名前からして夢主ちゃんと玲王君の引き立て役だけどwww更新頑張ってください💪 (2023年1月28日 21時) (レス) @page29 id: 97a0e620ba (このIDを非表示/違反報告)
はむ太郎(プロフ) - かなさん» あるあるですよね……頑張ります💪🏻そして飛んできてくれるの待ってます(笑) (2023年1月16日 6時) (レス) @page17 id: 4d642c6a66 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はむ太郎 | 作成日時:2023年1月5日 18時

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