【銀魂】×【ボカロ】＝短編集 part2

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夏祭りの日に

謝れないまま一人で歩いてく


ピロリン、とケータイのなる音がした

A沖田
A夏祭り来てるか
ドS13はい。何かありやしたか
Aそこ動くな
ドS13はっちょっは?
ドS13今何処にいるんですかぃ

｢ここだ｣

｢！…A｣

そこには、綺麗な浴衣を着た、色っぺーAが立っていた

｢一緒に行く約束してただろ。どうした？行かないのか｣

｢でも、俺ぁアンタに…｣

｢あれは私にも非があった。お互い様だ。

ほら、行くぞ？｣

目の前には、差し出されたAの手。


―期待、してもいいんですか


俺はその手を取り、久々に笑えた気がした



運命の相手だと、相手の気持ちがよくわかるって言う風に

全部わかりたいんでぃ

あんたの全てが


―ねぇ、聞かせて


たった1ミリが遠くて

花火の音でかきけされて、届かないかもしれねぇけど


｢好きだ｣


駆け抜けた青春(ひび)に忘れない、忘れられない

輝く1ページ

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