Episode 040：迎撃も娯楽の一環 ページ46
「裏切り者の一星を潰す」という目的のもと行動する一人・吉良による必殺技「ザ・エクスプロージョン」が一星の体に直撃し、彼は苦しそうに倒れている。
しかしそんな様子の彼は放っておかれ、試合は進んでいく。
「フン……『マキシマムサーカス』！！」
不動の新しいシュート技が炸裂。
カラフルな5つのボールが魔力を纏い、一気にゴールへと襲い掛かる。
「『太陽のギロチン』！！」
オーストラリアのキーパー・パズズが右腕を空に掲げ、勢いよく腕を振り下ろす。
すると炎がギロチンのように降り落とされボールを真っ二つにした。
「なっ……！チッ……」
せっかくの新技をたやすく破られてしまった不動は不満げに舌打ちをした。
「一星くん」
Aは依然として倒れたままの一星に近づく。
「大丈夫かい？」
そう言うとAは笑顔で片手を差し伸べる。
……しかしその目は一切笑っていなかった。
「……」
一星はしばしの間、Aの瞳をまっすぐ見つめる。
そして警戒を解くようにその手に応じて立ち上がった。
「……ありがとうございます、夢野さん」
「君も大変だねぇ」
「はい。僕は何もしてないのに……」
いかにもといった被害者像を装い、悲しげな表情をする一星。
そんな一星の魂胆を見透かすかのごとく、Aは一瞬だけその笑顔を消した。
「一星！」
すると稲森が彼ら二人の元へ駆けて来た。
「大丈夫？さっきから灰崎たちが、一星を……」
「はい。僕のプレーが気に入らないんでしょうか……」
「でも、なんでそんなこと……」
稲森は背を向ける灰崎と吉良の姿を見つける。
「っ！」
その様子から、鬼道がその二人を集めて何やら話をしていた光景が稲森の脳裏をよぎった。
(まさか、鬼道さんが……？)
信じたくはないが、稲森の頭の中でその可能性が浮上してきたのだ。
「それで一星くん、交代するかい」
「いえ！心配には及びません。僕なら大丈夫です」
Aの言葉に即答する一星は、そのまま自身のポジションへと歩いて行った。
(……そうだよね。君には『イナズマジャパンを崩壊させる』という任務があるんだものね)
立ち去る一星を見送りながらAはその目を細める。
正直、本来のAにとってイナズマジャパンはライバルであり、一星がどんな目論見を企てていようが知ったことではない。
しかし……
(それなら俺は君を迎え撃とう。『イナズマジャパンを鍛える』という任務のもとに)
──これは「イナズマジャパンのため」などではない。
(……だって、その方が面白いじゃないか)
あくまで、彼の「娯楽」の一環に過ぎないのだ──。
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いづう(プロフ) - ハニートースト 通称，ハニトン！さん» 今見ました！申し訳ありません、なぜか夢野くんのイラストは表示されず見れませんでした…（；＿；）でも琴平くんは見れました！やばいです！かっこいいい！！！まさか琴平も描いて頂けるとは感激です！！ありがとうございました！！ (2018年11月13日 19時) (
レス) id: a4beff7793 (このIDを非表示/違反報告)
ハニートースト 通称,ハニトン！(プロフ) - 描けました！是非っ！！ (2018年11月13日 18時) (レス) id: b6696be840 (このIDを非表示/違反報告)
ハニートースト 通称,ハニトン！(プロフ) - いづうさん» ま、マジですかっ？！お恥ずかしい…では、喜んで描かせていただきますね！ (2018年11月13日 18時) (レス) id: b6696be840 (このIDを非表示/違反報告)
いづう(プロフ) - ハニートースト 通称，ハニトン！さん» ええええ！？本当ですか！？嬉しいです！実は以前ハニトンさんのイラスト集を拝見させて頂いておりまして、上手だなぁ…と密かに思ってたんです！ぜひぜひ描いてください、こちらこそお願いします！ (2018年11月13日 18時) (レス) id: a4beff7793 (このIDを非表示/違反報告)
ハニートースト 通称,ハニトン！(プロフ) - いづうさん» 一応wまたまた質問なのですがいづう様の作品の男主さんを描かせていただいてもよろしいでしょうか…？イケメンすぎてほんと辛いんす！ (2018年11月13日 17時) (レス) id: b6696be840 (このIDを非表示/違反報告)
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