Episode 036：穏やかじゃないですね ページ42
その後は灰崎と吉良の二人体制で速攻を仕掛けるも、ゴールには至らずじまいだった。
しかし二人はさして悔しがるそぶりをみせない。
なぜなら、彼らの目的は「一星を潰す」それだけなのだから。
幾度も邪魔された一星の悔しがる様子を少し離れた場所から観察していた首謀者・鬼道は、愉悦に浸るのであった……。
「仲間割れか、穏やかじゃないね……。まぁ、一星くんの是非は彼らに任せるとしよう。……俺はあくまで『ゲームマスター』だからね」
Aは探偵のように顎に指を当て、人知れずこう言葉を発した。
そしてオーストラリアの攻撃。
攻め込むアスとサルの前に稲森と氷浦が立つ。
と、その時──
「うわっ！？」
オーストラリアの二人はスパイクに仕込まれた鏡を出すと二人の目を眩ませ、突破した。
「何！？」
「光には警戒していたはずだろ！」
「クズどもは連携プレーもできるようだ。どうやらこのフィールドは、汚ねぇ奴らだらけのようだな……」
その様子の一部始終を見ていた灰崎と吉良は驚きの声を上げる。
ボールはアス、サル、そしてサタンへと回る。
日本のディフェンス陣をどんどん切り込んでいくサタン。
彼の風貌はいつの間にやら再び変化しており、試合開始時と同じ赤髪と化した。
「あれっ、また髪型と首の向きが変わってらぁ」
Aは呑気にそう呟き、通り過ぎるサタンを阻止しようともせず横目でその姿を見る。
「ん？」
ふと、彼の首筋に浮かび上がった青白く光る「何か」が目に入った。
(なんだあれは……)
一瞬の出来事だったのでそれが何なのかは特定できなかったが、気のせいで済ませるべきことではない……とAは思った。
「来い！タイミングさえ合わせれば……」
円堂がキャッチの体勢を整える。
「何をしようと止められはせんぞォォ！！『タイムトランス』！！」
サタンの必殺技が炸裂する。
「はぁああっ！！『風神雷神』！！」
3度に渡り破られた技を今度こそはとばかりに発動する。
円堂はいつになく慎重にボールに触れていく。
そして繰り出された時間差攻撃―ゴールの端めがけて放たれたシュートに向かい、円堂はその身を投げ出す。
「おおっと円堂食らいついたァーッ！！」
必死にボールに触れている片手に力を入れる円堂。
しかしさすがに片手でボールを止めることは叶わず、ボールはまっすぐにネットへと入っていった。
「ゴォール！！円堂及ばずー！！またも得点を許してしまったァーッ！！」
「……守、君なら編み出せるはずだ。あのシュートを止められる技を……」
Aは地面に倒れた円堂を見つめながら言った。
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いづう(プロフ) - ハニートースト 通称，ハニトン！さん» 今見ました！申し訳ありません、なぜか夢野くんのイラストは表示されず見れませんでした…（；＿；）でも琴平くんは見れました！やばいです！かっこいいい！！！まさか琴平も描いて頂けるとは感激です！！ありがとうございました！！ (2018年11月13日 19時) (
レス) id: a4beff7793 (このIDを非表示/違反報告)
ハニートースト 通称,ハニトン！(プロフ) - 描けました！是非っ！！ (2018年11月13日 18時) (レス) id: b6696be840 (このIDを非表示/違反報告)
ハニートースト 通称,ハニトン！(プロフ) - いづうさん» ま、マジですかっ？！お恥ずかしい…では、喜んで描かせていただきますね！ (2018年11月13日 18時) (レス) id: b6696be840 (このIDを非表示/違反報告)
いづう(プロフ) - ハニートースト 通称，ハニトン！さん» ええええ！？本当ですか！？嬉しいです！実は以前ハニトンさんのイラスト集を拝見させて頂いておりまして、上手だなぁ…と密かに思ってたんです！ぜひぜひ描いてください、こちらこそお願いします！ (2018年11月13日 18時) (レス) id: a4beff7793 (このIDを非表示/違反報告)
ハニートースト 通称,ハニトン！(プロフ) - いづうさん» 一応wまたまた質問なのですがいづう様の作品の男主さんを描かせていただいてもよろしいでしょうか…？イケメンすぎてほんと辛いんす！ (2018年11月13日 17時) (レス) id: b6696be840 (このIDを非表示/違反報告)
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