『ここはどこだー！』敦「ままー、あんな所に変な人が！」治「あれは新種のゴリラよ」『おい誰だ今サラッとゴリラって言ったのは』

19.乱歩「ねーねー。僕も仲間に入れてー」『乱歩さん！ようこそパラレルワールドへ！』敦「え。此処ってパラレルワールドだったんだ」『……………ウン。ソウダヨ』敦「めっちゃ間があったしカタコトだ！！」 ページ20

やめてほしいか




勿論そうだとも！！！！何故聞くんだ聞かなくてもわかるだろ
･･･といつもの私なら考えるが、そう考えるほどの気力も残っておらず、
こくっと力なく頷いて涙で霞む視界の中で中原さんを探す




「･･･じゃあ、俺の言うことを守れ」




守る･･･？





「そんなカッコで男の前に出るな。
今回は俺だったからよかったようなものの、他のやつだったら食われてンぞ？」

『くわれ、？』




くわれるってなんだ･･･？どゆことどゆこと。

「嗚呼、だからもうすんなよ？」

『っ、わかったっ』




その言葉を聞くと、よし、と言って中原さんは首に近づいてきてキスをした
その事に私が首を傾げていると、




「虫除けだ」




と言った。そんなに虫いなくね？




「あと、俺のことは中也でいい」

『ちゅう、や？』




私が呼ぶと、中也は優しく目を細めて笑った
これだからイケメンはよぉ！！

あ待って、くしゃみが、




『ぶぇっくはくしゅんべっしゅんぎゃい』←

「･･････、」

『なんだよその目』

「いや、此奴は本当に女なのかなって」

『あ"あ"ン？逆にどこをどう見たら男に見えるんだよ』

「全体的に」

『は？』




マジギレのキラキラビューティークイーンAちゃんを怒らせといて本人は「まじ此奴面白ぇ」とかほざいてやがる。どこが面白いんだ脳みそ大丈夫そ？(悪口)
そんな中也くんには私からの拳をプレゼントしようじゃあないか
と思って殴っても軽く受け止められるだけ。まじうぜぇ此奴





『中也』

「あ？」

『取り敢えず、服』

「あ」




いや忘れんな

渡された服を着ながら思う
お？まてよ？




『中也、つまり君は男が好きということか』

「はっ？！」

『うわ〜そーだったのか。だからキスしてきたんだな。まあ、好みは人それぞれだから、私は止めないぜ』

「糞野郎･･･死なす！！」

『わっ、待て待て待ってごめんってあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ』




ーーー
ーー

『酷い、謝ったのにぃ、！』




中也さァ、まじゴリラじゃんジャイ○ンじゃん。
全身が痛いんだけど。女子にゴリゴリの暴力振るってくるとは、最低だな此奴




「お前が悪い」

『私が何をしたって言うんだｧ！』

「･･･」

『ごめんなさい二度としません本当です許してください素敵帽子様』

「なんだよ素敵帽子様って」




急に真顔で見られたら必死になって謝るよね。･･･プライド？そんなのより命のが大事だべ！(急な方弁)

20.『国木田さんさー、最近の若者はないっていない！って云うけど、国木田さんも充分若いよね』敦「確かに……！何歳なんですか？」太宰「22歳。ちなみに私もだよ」敦「同い年とは思えない程かけ離れてるなぁ……」太宰「なんか敦君に呆れられてる！？」→←18.太宰「ところでさ、君……ズボン履いてるの？」『あ？』太宰「だってー、パーカーが大きいからショートパンツが見えないよ」『うぉっどこ見てんだお前？！ちょ、触るなぁ！』太宰「あ、本当だ。履いてる」『……さあ太宰。私のパーカーをめくってショーパンを見た気分はどうだァ？』太宰「あ……美脚でした（震え）」『おし、死ぬ準備は出来てるな』

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