念願の水族館 ページ8
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あれからしらすパンを食べたり他のお店も巡って食べ歩きを満喫した私たちは
水族館に向かうことにした。
仲見世通りから水族館までは歩いていける距離なので先輩とおしゃべりしながら歩く。
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風磨 「結構時間すぎるの早く感じるね」
「ですね」
風磨 「有河ちゃん大学入って彼氏できた?」
「彼氏ですか?残念なことに私には縁がないですね」
風磨 「ふーん、そっか」
「風磨先輩は?絶対モテるじゃないですか」
風磨 「んー俺もいないかなー」
「えーなんか意外です。てか彼女さんいたら2人で出掛けちゃだめですね(笑)」
風磨 「ふは、そうじゃん(笑)」
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そんな風に話しているとあっという間に目的地に到着した。
窓口に行って入場のチケットを買おうとしたらまた私の分まで払おうとするから
ここは断固として譲らず、先輩に負けてもらった。
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館内に入り、チケットと一緒に貰った館内図が書かれているリーフレットを見てみると
10分後に始まるイルカショーがあったのでそれを観る事にした。
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「うわー人いっぱいですね」
風磨 「開演時間も近いしなー」
座席はほぼ満席状態で私たちは空いていた一番前の席に座った。
風磨 「絶対濡れるな、ここ」
「みんなあえて後ろの方に座ってますもんね」
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開演時間は刻々と近づき、時計の長い針が頂上を向いたと同時に
明るい音楽が流れ始めた。
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蒼 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜分遅くにいきなりすみません。。。 この物語読んでいて思ったのですが。。。 芸能人(ジャニーズ)ではなくて一般人の設定なんですね。。。 そうならそうで前もって作品紹介の所に書いていて欲しかったです。。。 (2023年2月14日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛那花 | 作成日時:2022年9月30日 21時