レッツゴー江ノ島! ページ6
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どこに行きたいかと聞かれて江ノ島と答えた私は多分バカなんだと思う。
江ノ電に乗って降り立ったそこは見渡す限りのカップルが溢れかえっていた。
そりゃあ夏休みの江ノ島なんてカップルだらけだと少し考えれば分かったはずなのに
他に行きたい場所が思い付かなかった私は前から行ってみたかった江ノ島を候補に挙げてしまった。
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風磨 「江ノ島のどこ行きたい?」
「最終的には水族館に行ってみたいなーって思うんですけど…」
風磨 「けど?」
「食べ歩きもしたいなーなんて思ったりもしてます」
風磨 「いいじゃん食べ歩き!行こ」
「あっ!ちょっ……」
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少年のような顔をして走り出した先輩を私も慌てて追いかけた。
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先輩とまず来たのは仲見世通り。
しらすパンやたこせんべいなど有名な食べ物がいっぱいある人気スポット。
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風磨 「江ノ島初めて?」
「初めてです。先輩は?」
風磨 「ここら辺はあんまり来ないけど、俺夏好きだから海はよく来るかな」
「のわりには肌白すぎません?ほぼ女子じゃないですか」
風磨 「いや有河ちゃんも十分白いでしょ(笑)」
「何か風磨先輩に言われると全部皮肉に聞こえてきました」
風磨 「何でだよ(笑)」
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冗談を交えて話しながら通りを歩いた。
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蒼 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜分遅くにいきなりすみません。。。 この物語読んでいて思ったのですが。。。 芸能人(ジャニーズ)ではなくて一般人の設定なんですね。。。 そうならそうで前もって作品紹介の所に書いていて欲しかったです。。。 (2023年2月14日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛那花 | 作成日時:2022年9月30日 21時