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シウォン先生side
(担当患者:ジン、ユンギ、テテ)
本当はベッドに寝かせてあげた方がいいんだけど、
白衣をしっかり握って離さないユンギを無理やり下ろす訳にはいかず、
抱っこしたままベッドへ腰掛ける
そういや、久しぶりだよな、、
こうやってユンギを抱っこしたりするの、、
普段はつんつんしてて甘えてきたりすることはほとんどないんだけど、
こんなに甘えてくるのはそれだけ弱っている証拠
シウォン「ユンギ、最近何かいい事あった？？」
ユンギ「ん？？」
シウォン「ほら、ご飯が好きなものだった〜とか、ない？」
すっかり落ち着いたユンギにそう話しかけてみた
ユンギ「んー、、別に？」
シウォン「そっか〜、じゃあ、嫌な事は？」
ユンギ「嫌いな食べ物ばっかりだった、、とか？」
シウォン「ふふっ、別に食べ物だけじゃなくてもいいよ？(笑)」
ユンギ「……お母さん…」
シウォン「お母さん？」
ユンギ「最近来ないね……」
あぁ、、、
これかもな……
ユンギの中に知らないうちに溜まっていたものがわかった気がした
シウォン「そうだな〜…先生も最近見てないな〜」
ユンギ「……ぅん」
そっと顔を覗いてみると目にはウルウルと涙がいっぱいにためられていた
シウォン「そうだよな、寂しかったよな？」
きっと、周りの子達がお見舞いに来た親御さん達と楽しそうに話す姿が、羨ましかったんだろうな…
ユンギ「…お母さん…嫌いになったのかな……(泣)」
シウォン「それは違うよ。先生ね、ユンギのお母さんが、ユンギのために一生懸命働いてるの知ってるよ？」
ユンギの家庭は、共働きで、
2人とも、治療費のために必死に働いている。
少しの時間でもお見舞いに来られるようにって
病院周辺で職場を探してたのも知ってる
シウォン「お母さんはユンギのこと嫌いになったりしないよ？」
ユンギ「ｸﾞｽﾝｯ……ほんと？」
シウォン「うん^^だから、お母さん来た時に、元気な姿見せてあげような？(^^)」
もちろん、他にも色々ユンギの中でストレスや不安は溜まってるはずだけど、
1番大きな物は取り除けたと思う
溜め込みやすい子だから、
吐き出す練習もして行かないとね、、
そのために、ユンギにとって頼りやすい医者でいたい。
それ以降、3日間続いた発作は、落ち着いてきた。
難しい病気だけど、一緒に向き合って行こうね
終わり
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ミク - みんな可愛かった！ できれば、ジミンちゃんの病状が悪化するのが見てみたいです。 (2021年6月12日 13時) (
レス) id: 54cc378e10 (このIDを非表示/違反報告)
95zな！！(プロフ) - minさん» ありがとうございますっ！テテの悪化ですね是非書かせていただきます^^ (2020年7月8日 9時) (レス) id: 196c82d335 (このIDを非表示/違反報告)
min - いつも楽しみに見てます。リクエスト大丈夫なら、テテが悪化してしまう話を見てみたいです！ (2020年7月6日 11時) (レス) id: 154684ccce (このIDを非表示/違反報告)
95zな！！(プロフ) - Banaさん» ありがとうございます！ぜひ書かせていただきます！少しだけお待ちください^^ (2020年7月6日 9時) (レス) id: 196c82d335 (このIDを非表示/違反報告)
Bana - リクエスト大丈夫でしたら、グク治療を頑張るのをみんな顔見守るてきな話と、もう一つグクが悪化してしまうのが見てみたいです！お願いします。 (2020年7月5日 0時) (レス) id: 7e8a1b999b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：95zな！！ | 作成日時：2020年6月15日 4時
