8.蠢影 ページ9
「A、そろそろ休憩の時間だぜ、
エリザベータに引き継ぎしてくれ」
そう言われて私は1時間ほどの休憩を取ることになった
「そういえば、アルフレッドの奴、遅くないか？」
「そういえば…」
アーサーさんに紅茶を取ってくるように言われてから、結構時間が経っている…
「アーサーは忙しそうだ、
俺様もちょうど休憩だから、一緒にゲストルーム見に行こうぜ」
そう言われ、私はギルベルトと共にゲストルームへ向かった
「アルフレッドの奴、もしかしたら、
紅茶注いで持って来ようとしてんのかもな」
「ゲストルームって備え付けに湯沸かしポットありましたっけ？」
「ああ、アーサー自前のティーカップとソーサーセットと、
紅茶パックも全部揃ってるぜ、
練習の時でもいつも持ってきてる
アルフレッドは紅茶注ぐのに手こずってるのかもな！
アーサーは紅茶の味にうるせぇし」
「はは、でも、紅茶注ぐのに
そんな時間かかるものかな…」
そんな話をしながら
私とギルベルトはゲストルームの扉の前まで来る
「アルフレッドー、何モタモタしてるのー？」
私は二、三回ほどノックをしたあと扉を開けた
「…あれ？」
ゲストルームの電気がついておらず、薄暗い
私は目を凝らす
ゲストルームに入ってすぐの机、
その向こうに何か影が…蠢いている
「おい？どうしてこんな暗いんだ？」
ギルベルトは部屋の電気をつけた
その光景を見て、
私とギルベルトは息を飲んだ
机の向こう側、
床には散らばったティーカップと瓶の破片
まだ乾ききってない紅茶の赤が広がっている
赤い液体が私の足元に流れ着く
そして、私は蠢く影の正体が何かすぐに分かった
「……アル…フレッド？」
私もギルベルトも酷く驚愕した
アルフレッドが俯きになって倒れていた
……………………………
解説等
小説を書いていると
文字数が足りなすぎて、表現が乏しくなってゆく…いや、もう、作者が国語力不足、
再度記載したものも載せたりします
そこまで解説要らなくない？ってとこまで書いてます
SP…ボディガードのこと
MV…ミュージックビデオ
ドラムスティック…ドラム叩く棒
ティーカップ&ソーサー
…紅茶の専用カップとソーサーはそのカップに敷く皿です、かっこいいよね、作者ももう少し金が溜まったら欲しいです
オーナーの名前について…
頭に浮かんだ名前をそのまま書いたので深い意味はないです
え？サブタイトル読めない？安心して、作者も読めない
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ほのか - すごく、面白いです！ 続きが楽しみです！ (2019年3月16日 8時) (
レス) id: a60bbace95 (このIDを非表示/違反報告)
ルシファー(プロフ) - こちらの不備でフラグが立ったままになっていました、コメントしていただきありがとうございます (2018年10月3日 16時) (レス) id: af91d7f1d2 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月3日 7時) (レス) id: cafe052365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルシファー | 作成日時：2018年10月3日 3時
