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6.様子 ページ7

「今回…アーサーさんたちの知り合いだけで、
ミュージックビデオを作るとお聞きしたのですが…

…先ほどの脅迫を警戒してそのようにしたのですか?」

「ああ、撮影場所は事務所にも協力してもらって
数日の間は貸切だ

MV(ミュージックビデオ)に出演する役者は
ほぼアントーニョや、フランシスの知人たち

SPや見張りはいつものメンバーと
俺とギルベルトが頼む人の職場問わず、
洞察力が良い奴、
信頼できる人を選んだ」

「なるほど…」
その信頼できる人の中に私が入ってることはありがたいことだ

「きみさー、そんなに身内同士で固めちゃっていいのかい?
もし、脅迫が本当で
犯人は知り合いの中にいる可能性もあるんだぞ?」

「そんな"裏切り者"は顔も名前も把握してんだ
逃げたってすぐ捕まえられるさ」

「…本当に海賊みたいだよね?」
「そ、そうだね…」
「おい、聞こえてんぞ」

私とアルフレッドの内緒話に反応するアーサーは…
相当の地獄耳…

「地獄耳だよねー」
…私の思ったことまんま言ってくれたねアルフレッド、
ちょっと失礼だよ
アーサーはアルフレッドを少し睨んだ





「初めまして、オーナーのリチャードです
お目にかかれて光栄です」
「アーサー・カークランドだ、
こちやこそ、光栄に思います」
ナイトクラブ会場内、
アーサーたちはナイトクラブのオーナーと挨拶を交わし、
周りにはすでにスタッフや多くの役者が集まる

遠くからではあるが
イヴァンとアルフレッドの間に挟まれ
その様子を眺める

「あの格好なんか古臭く見えるんだぞ」
「うふふ、そうかな?
斬新で目立つし、いいと思うけどな」
「他のメンバーは着ないのかな?普段着っぽいけど…」
「衣装チェンジがあるらしいからそこで着替えるらしいぞ」

そうなんだ…
楽しみなんだけど…この2人の間の威圧が…

「アルフレッドくんは自分の持ち場に戻りなよ?
仕事中でしょ?」

「信用置けない君のそばにAを預けるのは、
感に触るんだぞ」
「あ、アルフレッドっ!ちょっと言い過ぎ…」
「アルフレッドくんは仕事中でも自分の恋人を邪魔するんだね

そういうのはね、すごく迷惑になるんだよ」

「…」

アルフレッドは何も言わずに、
その場から立ち去っていく

「彼にはこのくらい言った方がいいよ
彼のためにもならない。
僕は向こう側が持ち場だから、何かあったら無線で教えて?」
イヴァンもその場を去っていく


多くの役者たちが行き交う中、
目に痛いナイトクラブの光を眺めていた

7.眺望→←5.脅迫



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設定タグ:アルフレッド・F・ジョーンズ , ヘタリア , APH   
作品ジャンル:アニメ
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ほのか - すごく、面白いです! 続きが楽しみです! (2019年3月16日 8時) (レス) id: a60bbace95 (このIDを非表示/違反報告)
ルシファー(プロフ) - こちらの不備でフラグが立ったままになっていました、コメントしていただきありがとうございます (2018年10月3日 16時) (レス) id: af91d7f1d2 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月3日 7時) (レス) id: cafe052365 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルシファー | 作成日時:2018年10月3日 3時

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