14.候補 ページ15
「アルフレッドさんがゲストルームに戻ったときに
休憩があり、また、監視カメラ上、
ゲストルーム方面へ向かったのは以下の方々です」
監視カメラのあるナイトクラブのカウンター裏
いわばキッチンに近い場所
小さいテレビ画面を確認しながら
菊が丁寧にそのメンバーの名前を紙に書く
カメラマン 香
舞台衣装班 ティノ・ヴァイナマイネン
舞台装飾班 ベールヴァルド・オキセンスシェルナ
舞台美術班 マーク・ダン
撮影アシスト ノル
撮影アシスト アイス
SP エリザベータ・ヘーデルヴァーリ
SP ルートヴィッヒ
クラブオーナー リチャード
クラブスタッフ ベス・リーカス
「あとは被害者のアルフレッドくんかな？」
「…ルートさん、SPに転職なされたんですね…」
「ギルベルトが"あいつはバイトだぜ"とか言ってたあるよ
…それより、ゲストルームに続く廊下には
監視カメラがなかったのは痛いあるな」
耀は監視カメラの映像を見ながら言う
「でも、ゲストルームに続く廊下の部屋は、
スタッフルーム含めて数は少ないんだぞ？
お客を招くことってそうそうないからね」
アルフレッドはこのナイトクラブの地図を机に広げた
「よくこの人数のスタッフ入りましたね…」
「バンド事務所が屋外にスタッフ用のバスを数台準備してたんだぞ」
「…流石というところあるよ…」
「このナイトクラブ、
ワインセラーが地下にあるんだね」
イヴァンが地図を見ながら、紙の上で手をなぞる
「あ、あのよろしいですか？」
数名が集まるこの部屋にひょっこりと背の小さい
金髪の青年が顔を出す
「あ！ライヴィス〜、鑑定結果はでた？」
イヴァンがにっこりといつも以上の笑顔を青年ライヴィスに向ける
「ひっ…はい、あの…鈍器のことだけ報告をしにきました…」
ライヴィスはビクビクしながら答えている
「アルフレッドさんが殴られた鈍器なのですが、
赤ワインの瓶です…中身が入っていたもので…その…
ワインセラーから持ち出されたものかと思いますっ！」
「そう！報告ありがとう！」
イヴァンは満面の笑みを見せると、ライヴィスはし、失礼します！と慌ててでて行ってしまった
「…君のこと、相当怖がってるね、彼、何かしたのかい？」
「うふふ、別に、一番頼りにしてるんだよ、
それよりさ、」
皆んなが今後の予定について話してる中、
イヴァンはアルフレッドに耳打ちをした
「…皮肉だね、
神の血を浴びせられたのは」
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ほのか - すごく、面白いです！ 続きが楽しみです！ (2019年3月16日 8時) (
レス) id: a60bbace95 (このIDを非表示/違反報告)
ルシファー(プロフ) - こちらの不備でフラグが立ったままになっていました、コメントしていただきありがとうございます (2018年10月3日 16時) (レス) id: af91d7f1d2 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月3日 7時) (レス) id: cafe052365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルシファー | 作成日時：2018年10月3日 3時
