友達部きゅう ページ10
わたしは、ううん、僕は、トランプを置いて
今教室にいる人たちに向かい合った。
今ここでしか言えない気がしたからって理由が一番。
僕の思いを伝えるために、深呼吸をする。
でも、でも、怖い。
女らしくいろという家族のあの思い出したくない笑いが聞こえる。
女らしくいろ、お前はどちらにしろ女のままなんだ
低い声を出すな、女ならば高い声が普通だろう。
どいつもこいつもわたしの気持ちなんて知らずに女女言いやがって。
その時、誰かがわたしの方に優しく手を置いた。
その人は、数個上の先輩のリオン先輩だった。
さっきまで部活にいたのかな、うっすら汗かいてる。
あれ、でもリオン先輩ってバスケ部だったんじゃ?
ﾘｵﾝ｢お前のことは俺もそんなに知らない。
りいぬやりねこはお前のクラスメイトから聞いたことしか知らない。
お前のことはお前しか知らない、ありのままもお前しか知らない。
自分のことを言うのは本当に怖いと思うけど、言ってみると楽になる。
ここにいる奴らは受け入れる器が狭い一般人よりもマシな奴らだ｣
りいぬ｢な、なんなんだよーそのなんか鼻につく言い方ー!｣
どっと一気に笑いが起こった。
うん、わたしの中で、この人たちなら信用できるっていう、
無意識なのか心が楽になれるようなものができた。
大丈夫、全部言おう。わたしのことを全部知ってもらいたい。
りいや｢あ、あのね、わたし、いや、僕は、…………｣
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星空ブリキ - みいさん» コメントありがとうございます! そんな光栄なこと言ってもらえるとは…! もう嬉しいです! 頑張りますのでよろしくお願いしますᕦ(ò_óˇ)ᕤ✌︎('ω')✌︎ (2023年1月22日 11時) (
レス) id: 1b71b0aa8f (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - ともだち部の小説は見たこと無かったので面白かったです！更新これからも頑張ってください＼(*⌒0⌒)♪ (2023年1月22日 9時) (レス) @page7 id: f979e85728 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星空ブリキ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Buliki/
作成日時：2023年1月20日 15時
