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56…城下町 ページ6

「こんなに易々とええんか…」

「?、どうしたんすか?」

「いや、なんもないっす。」


城下町。そこはわいわいと人々で溢れかえっており、とても活気づいている。

みんな仕事をしつつ、笑顔だ。

海に繋がっている港や、商店街。住宅地や公園で遊ぶ子供たち。

まるで、劇の中にでもいるかのような錯覚をしてしまうくらい、素敵な風景だ。

だがしかし、いくら何でも、軍から出て城下町へ遊びに行けるとは。

あのあと、ぴくとが靴を洗い終わると、Aの家具を買いに行こう、ということになった。

そこからは早かった。ぴくとが兵に許可を貰い、城をおりてきた。それだけだ。

まるで母親に遊びに行く許可を取る子供のようだった。


「こっちにおすすめんとこあるんすよ!」


そう言い、Aの腕を引くぴくと。Aはされるがままだ。

だんだんと人気が無くなり、人もまばらにチラホラと見かけるぐらいになる。

格段に減った人通り。その奥を進み、ぴくとは一つの扉の前に立つ。

周りはコンクリートの壁、目の前にあるのはどこか暖かみを感じる木製の扉。

つるさがっている看板には、営業中、の文字が掘られている。

扉の右上には鈴のようなものがあり、開けたら音が鳴る仕組みになっているようだ。

ぴくとは、先頭を切って扉を開けた。



▽…………………………………………
ダント・ルーネです。皆様、覚えてください、ダント・ルーネです。

シチュエーションリクエスト受付開始。

例:ショッピさんと手合わせ

等々。申し訳ながら返信は致しませんが、きっちり読ませていただき、答えたいと思います。

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りとん - 5年も経ってますがもしまだ活動されているなら続きが読みたいです! (4月4日 1時) (レス) @page20 id: 5bfdfa64da (このIDを非表示/違反報告)
あっち(プロフ) - 遅いかもしれませんが一つ目の方がいいです!個人的にめっちゃ好きなりまして終わりなんてもったいない!くらいですwこれからも頑張ってください体にはご注意を(*´∇`*) (2021年12月8日 2時) (レス) @page20 id: 3049e8ef9f (このIDを非表示/違反報告)
アカナツ - コメント失礼します!一つ目がいいです!頑張ってください!! (2020年8月11日 16時) (レス) id: 1ec2912abb (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 個人的には1つ目がいいなと思います!すっげぇこの続きが気になりますっ!! (2020年5月14日 16時) (レス) id: 9aa71b1239 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - 初コメ失礼します!私は1つ目がいいです (2020年5月2日 1時) (レス) id: a277319c5c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ダント・ルーネ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年5月25日 23時

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