空より遠く、海より近い【松岡凛】 (ページ1)

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ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ、ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ、ﾋﾟﾋﾟ____________

携帯のアラームがなって今日も起きる

そういえば今日は私が朝食当番だっけ....

『.......眠い』

そんな甘えは通用しないのが朝である、気合を入れてベッドから立ち上がって一階に降りる

ここ数日は私が忙しかったのもあって、遥が朝食を作ってくれていた。

助かるし嬉しいんだけどここで問題は、毎朝サバが主食なのでは？というほどにサバしか出てこないことである。

いい加減飽きてしまったため、今日の朝は洋食にしよう。

その前に風呂に遥を起こしに行くか、多分まだ寝てるし

『遥ー！』

一階から大声で呼んでみるも、もちろん返事はない
しょうがないから部屋まで起こしに行くのが日課である。

ガチャ

『遥！！起きて！！朝！！！』

これだけ近くで大きい声で言えばさすがに起きるであろう

モゾモゾと布団が動く

遥「........眠い」

『あ！さ！遅刻するよ！またお風呂にも入るんでしょ？』

遥「ああ」

お風呂と一言水関連の言葉を出した瞬間ピシッとするのはずっと変わらないな、なんて思う

今日も1日が始まる