烈風火炎その陸 (ページ18)

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燃えろ、烈火魂！　200話ページ18

幸村side

少しして、表彰式が始まった。

フィールドに立った俺の前にお市が立つ。

手にはトロフィー。

観客席にはトシが、早雲が、佐助達が、みんなが見える。

お市の後ろには勝家、阿国、半蔵、そして…

A…音華、広野がいる。

市「えー、烈火幸村殿。

バトスピ戦国チャンピオンシップ優勝、おめでとうございます、なのです！」

トロフィーを受け取ると同時に日が差し込んでくる。

続けて拍手と歓声がおこる。

市「これからの日本のバトスピを引っ張っていってください。」

お市が丁度言い終わった時だった。

「なんだ？」「桜？」「きれー！」

ドコからか桜の花びらが降ってきた。

それも大量に、スタジアムの上から。

俺はその一枚を掴む。

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幸村「…え？」

確かに掴んだはずなのに、そこには何も無かった。

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音華がお市の隣に立つ。

音華「驚かせてしまい申し訳ございません。

これは私からのサプライズですわ。」

お市も勝家も驚いている…もちろん広野も。

広野「え？音華そんなこと一言も

音華「ね？広野((ニコッ」

小さい声でこそっと言った広野に、音華は笑顔で答えた。

(いや脅しと言うべきか…)

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そんなこんなで終わった。

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…すべてが終わったんだ。