望月星夜の長い1日! 6話 ページ38
「確かに姫は従う者を守る。
でもそれは立場上のものであって、身体的なものじゃ ない。
…僕は『星夜をまもる』ってアイツと約束した。
だから僕をかばう必要はないんだ。」
アイツ、っていうのはこっちに来ていないトールくん と私の大親友のこと。
…私じゃトールくんを守れないから無理しないで、怖 いから…っていいたいらしい。
「いや、だから星夜は無力だとかそういうのを言いた いんじゃなくて。」
私がそんなわかりやすい表情をしていたのか、慌てて 付けたす。
「近い将来星夜は絶対みんなを守れる力を手にする。
だから…
それまで僕たちに守らせて、星夜のこと。」
「…うん。
これからもよろしくね、トールくん。」
トールくんの表情がすごく柔らかくなる。
私も笑顔になるのを感じた。
「ねえトールくん、まだ怒ってる?」
「いいや。
星夜が僕をかばったりしないなら、ね。」
「えー、ちょっと無理かも。」
「しょうがないか、星夜だからね。」
前よりトールくんと仲良くなれた言い一日でした!
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黒神白堊(プロフ) - アーシアさん» ………文才無いよ?私。真顔で言われると困るだけよ?(ー_ー;) (2016年3月7日 17時) (レス) id: eb517f4965 (このIDを非表示/違反報告)
アーシア(プロフ) - 黒神白堊さん» いやいや。 はくあちゃんに限ってそれはないでしょ(真顔) (2016年3月7日 6時) (レス) id: 66c2625bdb (このIDを非表示/違反報告)
黒神白堊(プロフ) - アーシアさん» 駄作にしかならないけど楽しみにしててね〜 (2016年3月3日 16時) (レス) id: eb517f4965 (このIDを非表示/違反報告)
アーシア(プロフ) - 黒神白堊さん» まじか!たのしみ! (2016年3月3日 16時) (レス) id: 66c2625bdb (このIDを非表示/違反報告)
黒神白堊(プロフ) - アーシアさん» おうよ!(^^)d既にパスワード保護してちょこちょこ書いてるよ! (2016年3月3日 16時) (レス) id: eb517f4965 (このIDを非表示/違反報告)
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