49話 ページ49
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見上げた空には薄い雲がかかり、空はオレンジ色に染まりかけている。
私は自分の心に問いかけながら最寄の駅に向かって歩き始めた。
私が手を握っていたい人は…誰…?
駅に着くと、ホームからドアが閉まるアナウンスが聞こえてくる。
周りの人たちは一斉にホームに向かう階段を下り、電車に吸い込まれて行く。
閉まり始めたドア。
私は滑り込もうと急いで階段を駆け下りていった。
その時、ふと声が聞こえた気がした。
閉まりかけているドアの向こうからは仁王君の、背後からは幸村君の声が聞こえる。
身体は無意識に動いた。
頭じゃなくて、心で。
私が手を取りたい人の方へ…。
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朔 - 上手い!!上手すぎます!!!どっちも好きすぎるのですが私の答えは決まってしまいました!!! (2021年6月15日 1時) (レス) id: 2e63a126ca (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 亜弥*さん» ありがとうございます!!(*^_^*) (2015年8月23日 21時) (レス) id: 42a026aa1a (このIDを非表示/違反報告)
亜弥* - どっちにしようかまよう! あと、これからも頑張って下さい。読むのが楽しみです (2015年8月23日 1時) (レス) id: de645498d4 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 菊姫さん» 菊姫さん、ありがとうございます!泣いてくれたなんて恐縮です>_< 励みになります! (2015年2月3日 8時) (レス) id: 1b761003cc (このIDを非表示/違反報告)
菊姫 - 前のお話を読んで泣いちゃいました!感動的ですね…これから3人の関係がどうなるのか気になります! 更新頑張って下さいっっ!! (2015年1月31日 22時) (レス) id: 22b58266a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彩 | 作成日時:2014年10月20日 20時