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ぼくのせい【まふまふ】 ページ2
ねぇ、あの時
僕はどうしたらよかったんだろう
｢私はまふのこと大好きだよ！｣
君の見せてくれた笑顔
その笑顔を、どうやったら救えた？
｢ｯ…ごめんね……｣
電話越しに、小さく聞こえたその声に
｢ねぇ、まふ……
ううん、なんでもない｣
何かを言いかけた君の言葉に
どうやったら手を伸ばせた？
｢あそこの家の娘さん、自×したらしいわよ
虐めが原因ですって｣
｢まぁ、可哀想に｣
［可哀想］
そんな言葉でAをまとめないで
他と一緒にしないで
弱虫な僕が、そう願うのもおかしなことだってわかってる
でも、それでも
僕にほんの少しでも勇気があったら
Aを救えたの…？
神様、お願い
お願いだから
どうか
.
.
.
Aに幸せな未来をください
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作者名：香雪蘭 | 作成日時：2018年8月22日 0時
